皆さまこんにちは。G.S.ブレインズコンサルティング（株）の鈴木と申します。
今回はお客様からご相談頂いた内容についてお答えします。

働き方改革が進んでいく中で、今までは業務時間を増やしていく中で仕事を進めていたが、そうもいかない時代になっています。いかに生産性を高めながらどう仕事を進めるかを整理する必要があります。

【Aさん】
鈴木さん・・・最近会社から残業をするなと言われているのですが、部下を育てなければいけないですし、自分の仕事もしなければいけないので・・・どう時間を作ればいいでしょうか。

【GS鈴木】
管理職の方は自分の仕事にマネジメントと仕事の量が増える一方で残業時間の制約も厳しくなってきていますからね。ちなみに、Ａさんはどの仕事に時間を割かれていることが多いですか？

【Aさん】
一番多く時間を使っているのはお客様とのやり取りです。
夕方まで外出していて、帰社した後は社内の事務作業をしています。なかなか部下と話す時間もないですね。

【GS鈴木】
個人・部署の目標を達成するためにも、お客様との時間は減らせられないですよね。社内の仕事で誰かに任せられることはないですか？

【Aさん】
あるかもしれないです。今までの流れで自分がやっていた業務なので、そのままの流れで自分が担当しているものもありますし・・・

【GS鈴木】
まずはＡさんの業務を整理してみるのはどうでしょうか？
時間には限りがありますので、今までの業務にさらにマネジメントの時間が追加となると、どうしても抱えきれず残業時間が増えたり、大切なことが抜けてしまう、間に合わないということがあります。

①自分でないと出来ない仕事

②自分でなくても出来る仕事

③誰でも教えれば出来る仕事

を整理していくことが必要なので、そのためにも業務の棚卸しをするのが良いと思いますよ。

【Aさん】
たしかに全部自分でやろうと思っても出来ないですよね・・・
どうやってやるか教えてもらえますか？

【GS鈴木】
わかりました！こちらをご覧ください。
ご自身の仕事の内容とその仕事にかかる時間を整理してみるのです。その仕事内容をＡＢＣＤで分析してください。案外自分しか出来ないと思っていても他人に任せられる仕事も見つかりますよ。

ご自身が抱えている業務を整理した上で、どの仕事を任せるか、どの仕事を自分がやるべきかを上司の方と相談しながら決めることで、Ａさんが本来やるべき仕事に集中出来ます。

【Aさん】
たしかに整理してみると「Ｃ」の他の人に任せることが出来る仕事が多いです！

【GS鈴木】
ではその業務を誰に任せるか整理して任せていきましょう！ただその時に仕事のやり方を標準化することも忘れないでください！
特定の人の仕事の進め方だと今度引き継ぐ人が他の人に引き継ぐことも出来なくなりますし、会社全体の生産性も下がってしまいますから。

【Aさん】
たしかにそれぞれが自分たちのやり方で仕事をしているから、業務の標準化はしたいんですよね。

【GS鈴木】
では次の機会に業務の標準化の仕方をみていきましょう！

【Aさん】
わかりました。今日はありがとうございます！

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