2022.08.03
部下を伸ばす!上手な叱り方
部下に注意をしてもなかなか伝わらないときは、下記の2点を確認してみましょう! 〇相手に伝えたいことを具体的…
東京都千代田区有楽町、日比谷、銀座の税理士法人 G.S.ブレインズ税理士法人
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Column
2022.08.10
時代とともに教え方・育て方が変化しています。この変化に気付いているかどうかです。
気づいていないと、以前と同じ教え方・育て方をしてしまいます。すると退職者が増えたり、こちらが思っているように成長してくれなかったりします。人を育てたい、早く仕事ができるようになって欲しいという想いが強ければ強いほど今の教え方・育て方を知らないと空回りしてしまうのです。
今は一人ひとりの「考える力」を強くすることが大切です。
以前のように指示したことを確実にやってくれるだけではうまくいきません。受身・指示待ちでは成果がでないのです。上司が常に指示し続け、指摘し続けないといけない状態になるのです。このやり方だと退職者も増え、自分で物事を考えない人たちばかりになってしまうのです。
まず変わらなければならないのは「教える側育てる側」の意識です。考える力は一朝一夕では強くなりません。時間と手間がかかります。そうすると我慢できずに「指示・指摘」をすることが増えてくるのです。「指示・指摘」は即効性があるからです。言ったらやってくれる、指摘したら変えてくれるように感じるからです。
指示・指摘は目の前だけを考えれば効果的です。ただ少し長い目でみると生産性を下げます。常に指示・指摘をし続けなければならないからです。指示・指摘をしなくなればやらなくなります。継続性が無いのです。「指示・指摘」という即効性があるやり方から、考える力を強くするという時間と手間がかかるやり方へ変えなければならないのです。
それと、もう一つ変えなければならないのは「自分が今あるのは厳しく育てられたからだ。」という意識です。役職の高い方々は、特に厳しく育てられた方々が多いと思います。今想うと上司が厳しく育ててくれたお陰で今があるというのも、その通りと思います。だからといって、今部下に対して厳しくすると退職してしまうのです。今の教え方・育て方を伝えると甘やかしている、優しい育て方に見えてしまうことが多いのです。
今は以前と違います。今の成果がでるやり方に切り替えなければならないのです。自分は上司からほめられたことがない、認められたこともない。だけど自分は成長できた。というのは自分であって、今これを行うと人は育たないのです。厳しくしないということは注意しない、指摘しないことではありません。ルールや決められたことが守れていない時には注意することが必要です。ただ、その注意の仕方にポイントがあるのです。(図3)
次回から具体的に教え方育て方の何が変わったのかを見ていきましょう。
<ポイント>教える側育てる側が意識を変えること!
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