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近藤浩三
G.S.ブレインズグループ代表 税理士
東京都千代田区有楽町、日比谷、銀座の税理士法人 G.S.ブレインズ税理士法人
会社が成長していけるノウハウをご提供するG.S.ブレインズコンサルティング株式会社
Column
2023.07.11
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会社は、会社の規模によって取り組む経営テーマとやり方が違います!
このことを知らないと同じ失敗を繰り返し、会社の縮小・衰退へとつながります。
今回は規模1(オーナー期)と規模2(組織化入口期)に必要な会議内容についてさせて頂きます。
規模1(オーナー期)とは、社長が中心となり5人以下の組織であり、まず儲かる組織をつくる時期です。
規模1:オーナー期(創業期)
職人型の経営になりがちで経営者がなんでもやる時期です。トップダウン型のマネジメントで組織が形成されます。
経営者の「想いと人間力」に人が集まります。経営者は一人ひとりに考えを伝え、コミュニケーションをとりながら評価をします。社員に夢を語り、経営者に共感する社員を増やしていくことが課題となります…
その時期におけるミーティングは、朝礼を正しく取り組むことです。朝の段取りと昨日の振り返りを定例化することが大切です。仕事は段取りと振り返りで決まります。また言葉を伝えるだけではなく、LINE等で言語化することも大切です。
会議は経営者がリードして月例会議の中で、全員で何かを決めていきましょう。ミーティング同様、月例会議で先月の振り返りと今月の予定の段取りをすることです。ここで気を付けなければいけないのは、経営者が全て指示するような形になっていないかです。メンバーからの報告の中でフィードバックしながら育成を進めていきましょう。また会議内でメモを取ること、議事録を取る習慣をつけることです。
PDCA会議は、経営者一人で行うことが多いでしょう。経営者が会計事務所の支援の基、予算があれば予算と実績の管理を行なうこと、予算が無ければ決算着地の見通しの確認を行なうことです。この時期から予算を持っていると他の会社より早く成長することが出来ます。
規模2(組織化入口期)は経営者と経営者の右腕がいる時期です。経営者が現場を離れられるように仕組化する時期です。
規模2:組織化入口期
組織づくり・人材育成の土台を築く時期です。そのためには、経営理念(使命と目標)の見える化が必要となります。
経営者自身の行っている現場実務を人に任せていくこと、理念教育が課題となります。経営者のマネジメントの知識と実践が必要です。
組織づくりは、経営理念の構築と浸透、会議の運営とルール化…
ミーティングは、規模1と同じように朝礼・夕礼での段取りと振り返りが重要になってきます。
ただここで大切なのは、経営者と二番手のミーティングを毎日行うことです。この両者間で絶対的な信頼関係を築いていなければいけません。だからこそコミュニケーションの量を増やすことです。この信頼関係が土台となり次のステップに進むことが出来ます。
また社員数が増えてくる中で、全社員に対して先月の振り返りと今月の取り組み内容を伝えていく場も必要です。
会議は二番手がメンバーを集めて会議をすることが必要となります。会議内容は先月の振り返りと次の打ち手を決めることです。会議のやり方を標準化しながら進めることが大切です。時として経営者がオブザーバーで参加しながら進めることも一つです。
参加するメンバーはメンバー同士でフィードバックさせる環境を作ることで育成にも繋がります。規模1同様メモや議事録は必要です。
この時期では予算実績会議が必要な時期となります。予算実績会議を進める中で、少しずつ二番手に数値を教育していくことです。
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