経営に役立つコラム

Column

2023.07.11

社員数15人までの組織で必要な会議とは

社員数15人までの組織で必要な会議とは
G.S.ブレインズグループでは、経営は各社の業種や規模、経営者の考えによって取り組むべきテーマが異なると考え、弊社が独自で作成した「規模対応図」をもとにお客様の成長をご支援しております。

今回は、社員数15人以下の会社に必要な会議の内容についてお伝えいたします。

動画│社員数15人までの組織で必要な会議とは

規模による経営テーマ

会社は、会社の規模によって取り組む経営テーマとやり方が違います!
このことを知らないと同じ失敗を繰り返し、会社の縮小・衰退へとつながります。
今回は規模1(オーナー期)と規模2(組織化入口期)に必要な会議内容についてさせて頂きます。

規模1(オーナー期)における会議内容とは

規模1(オーナー期)とは、社長が中心となり5人以下の組織であり、まず儲かる組織をつくる時期です。

規模1:オーナー期(創業期)
職人型の経営になりがちで経営者がなんでもやる時期です。トップダウン型のマネジメントで組織が形成されます。
経営者の「想いと人間力」に人が集まります。経営者は一人ひとりに考えを伝え、コミュニケーションをとりながら評価をします。社員に夢を語り、経営者に共感する社員を増やしていくことが課題となります…

まずは朝礼を行いましょう

その時期におけるミーティングは、朝礼を正しく取り組むことです。朝の段取りと昨日の振り返りを定例化することが大切です。仕事は段取りと振り返りで決まります。また言葉を伝えるだけではなく、LINE等で言語化することも大切です。

経営者がリードして月例会議を進める

会議は経営者がリードして月例会議の中で、全員で何かを決めていきましょう。ミーティング同様、月例会議で先月の振り返りと今月の予定の段取りをすることです。ここで気を付けなければいけないのは、経営者が全て指示するような形になっていないかです。メンバーからの報告の中でフィードバックしながら育成を進めていきましょう。また会議内でメモを取ること、議事録を取る習慣をつけることです。

予算と実績を管理をすると成長スピードが加速

PDCA会議は、経営者一人で行うことが多いでしょう。経営者が会計事務所の支援の基、予算があれば予算と実績の管理を行なうこと、予算が無ければ決算着地の見通しの確認を行なうことです。この時期から予算を持っていると他の会社より早く成長することが出来ます。

規模2(組織化入口期)における会議内容とは

規模2(組織化入口期)は経営者と経営者の右腕がいる時期です。経営者が現場を離れられるように仕組化する時期です。

規模2:組織化入口期
組織づくり・人材育成の土台を築く時期です。そのためには、経営理念(使命と目標)の見える化が必要となります。
経営者自身の行っている現場実務を人に任せていくこと、理念教育が課題となります。経営者のマネジメントの知識と実践が必要です。
組織づくりは、経営理念の構築と浸透、会議の運営とルール化…

経営者と二番手のコミュニケーション量を増やしましょう

ミーティングは、規模1と同じように朝礼・夕礼での段取りと振り返りが重要になってきます。
ただここで大切なのは、経営者と二番手のミーティングを毎日行うことです。この両者間で絶対的な信頼関係を築いていなければいけません。だからこそコミュニケーションの量を増やすことです。この信頼関係が土台となり次のステップに進むことが出来ます。
また社員数が増えてくる中で、全社員に対して先月の振り返りと今月の取り組み内容を伝えていく場も必要です。

二番手が中心となって会議を進めましょう

会議は二番手がメンバーを集めて会議をすることが必要となります。会議内容は先月の振り返りと次の打ち手を決めることです。会議のやり方を標準化しながら進めることが大切です。時として経営者がオブザーバーで参加しながら進めることも一つです。

参加するメンバーはメンバー同士でフィードバックさせる環境を作ることで育成にも繋がります。規模1同様メモや議事録は必要です。

予算実績会議を通じて二番手に数値の教育を行いましょう

この時期では予算実績会議が必要な時期となります。予算実績会議を進める中で、少しずつ二番手に数値を教育していくことです。

経営に関するお悩みや疑問などがありましたら、ぜひこちらにお寄せください。
「成長の三要素Q&A」宛

月次PDCA会議
策定した事業計画の確実な実行のため、毎月経営幹部と「業績検討会議」を実施します。
前月の結果に基づき、翌月以降の行動計画を検討し、軌道修正します。
立てた「計画」と「結果」のズレをタイムリーに分析・検証することで、「先手の経営」を目指します。

さらに規模対応を知りたい方へ

規模に応じた経営課題を知りたい

規模ごとの経営課題を知る

自社の売上や社員数から、自社の規模を知ることが出来ます。
また、それぞれの規模に応じた「組織づくり」「ビジネスモデル」「マーケティング」「組織づくり」の取り組みをご覧いただけます。

規模対応をダウンロードしたい

規模対応図をダウンロード

G.S.ブレインズ税理士法人が独自に開発した
業種・規模に応じた経営課題一覧「規模対応図」はこちらからダウンロードできます。
ぜひ御社の成長にお役立てください。

経営のお役立ち情報を配信中!

G.S.ブレインズグループでは、皆様の経営に役立つ情報を定期的に配信しております。
最新情報は登録無料のメールマガジンでお知らせいたします。

免責事項について
当記事の掲載内容に関しては、細心の注意を払っておりますが、その情報の正確性・完全性・最新性を保証するものではございません。
また、ご覧いただいている方に対して法的アドバイスを提供するものではありません。
法改正等により記事投稿時点とは異なる法施行状況になっている場合がございます。法令または公的機関による情報等をご参照のうえ、ご自身の判断と責任のもとにご利用ください。
当社は予告なしに当社ウェブサイトに掲載されている情報を変更・削除等を行う場合があります。
掲載された内容によって生じた損害等の一切の責任を負いかねますのでご了承ください。
近藤浩三

お役立ち情報を発信していきます

近藤浩三

G.S.ブレインズグループ代表 税理士

お気軽にお問い合わせ・
ご相談ください

無料相談 経営のお悩みなど、まずはお気軽にご相談ください。
弊社スタッフがお客様の状況に最適なサービスをご提供いたします。

03-6417-9627

営業時間 9:30〜17:30(土日祝を除く)

HPを見てお電話した旨をお伝えください

くろじになる