会社の使命や存在意義を明文化したものを「ミッション」と呼びます。

「ミッション」は会社にとっての「目的」であり、「企業理念」や「経営理念」といったかたちで表現されている会社も多々あります。

また組織が存在する意義、何のために存在しているのか、持続可能な使命を明確にし、具体的には下記内容から構成されることが多いです。

このうち、特に④「社会貢献」の意味合いを強くしたものを「パーパス」と呼称します。

社会貢献＆存在意義を「パーパス」として掲げている会社例としては、ソニーグループ株式会社の「SonysPurpose＆Values」やベネッセコーポレーションの「パーパス」などが知られています。大手企業中心にここ数年で広まってきましたが、中小企業への概念浸透はコロナ禍に入ってからでしょうか？

３年後あるいは５年後に「こうなりたい！」・「こんな会社にしたい！」という「目標」をお持ちかと思います。

これを具体的に数値も含めて可視化したものを「ビジョン」と呼びます。

数値も含めて可視化するとは、３～５年後の事業規模と事業領域を含めて明確化することです。

具体的には、

を明確にしていくと程よくまとまります。

ぜひ上記①～④を明確にし、３～５年後の「ありたい姿」を可視化して参りましょう。

その会社の価値観・姿勢を、具体的にスタッフが活動する際の行動指針として表現したものを「バリュー」と呼びます。

「ビジョン」を達成するための具体的な行動指針は、その会社の価値観や姿勢が明示されることで「ビジョン」という方向へと向かい、さらには「ミッション」の実現へとつながる指針です。

これらの意義をまとめますと【表１】のようになります。

G.S.ブレインズ税理士法人では上記のなかでも【中期5カ年計画策定】を通じた「ビジョン」の明確化・可視化・経営幹部との共通認識化をご支援させて頂いております。詳細は財務コンサルティング部までお気軽にお問合せ下さい。

一緒に会社の未来を「意志」ある「数値」として「見える化」しませんか？