経営に役立つコラム

Column

2022.09.13

決算前に気を付けたい! 決算対策としての「成長投資」の考え方とは?

経営は利益の活かし方で決まると言っても過言ではありません!
特に中小企業の決算対策は非常に重要となります。
そこで今回は、成長投資の視点で決算対策を検討するときの考え方についてお伝えいたします。

「決算直前で着地が見えてきたので決算対策を検討したい」
「決算対策の目的が節税になりがち」
「利益が出ても使い方がわからないので全て貯蓄に回している」
という方は、当コラムを参考に、会社の成長を見据えた決算対策を検討してみてはいかがでしょうか。

中小企業の決算対策は非常に重要!

中小企業経営者のみなさま、決算前に「決算着地」を見据えてどのようなことをお考えでしょうか?

スタッフのがんばりで今期も想定以上の利益が残りそうだから、決算対策として○○に使おう!

実はこの「○○」がものすごく大切です

次の選択肢のうち「どの内容」「どの順番」で使うかを少し考えてみてください。

決算対策 ○○ ラインナップ

①前から導入したかった生産設備を新規購入する
②従業員に決算賞与を支給する
③古くなった機械や備品の入れ替えを実施する
④生命保険に加入する
⑤思い切って社員旅行を実施する
⑥スタッフの求人広告に使う
⑦ホームページやSNS構築に投資する
⑧社員に外部研修に参加してもらう
⑨社長の趣味の車を購入する
⑩「決算セール」を実施する
⑪本部のペーパーレス化促進への投資
⑫特になにもせず貯蓄する

「決算対策」は「成長投資」の視点で判断する!

決算3カ月前に決算着地見込みが「予算」を上回ることが分かったならば、「節税」の視点よりも「成長投資」の視点で対策を検討することが大切です。

ここでいう「成長投資」の視点とは、下記の3つを意味します。
①「来期以降の利益に貢献する投資」
②企業価値向上に向けた投資
③従業員の「モチベーションアップ」につながる投資

具体的には、
【A】自社の商品・サービスをより強くするためのコスト(ビジネスモデル強化)や、生産性をアップさせるための投資
【B】集客から見込客、そして顧客化に向けたマーケティングコスト(デジタル・アナログ)
【C】採用・定着・育成研修・評価などの人材投資
【D】売上のもととしての設備投資(修理・改修・ブラッシュアップ・交換)
【E】営業戦略経費(広告宣伝・販売促進・市場調査・研究)
【F】本部環境整備(情報機器・本部環境整備)
【G】スタッフ連帯感強化コスト(社員旅行・従業員インセンティブ)

などが該当します。

冒頭の【決算対策○○ラインナップ】に照らしてこれを見ますと、
【A】・・・①生産設備新規導入
【B】・・・⑦ホームページやSNS
【C】・・・⑥求人広告、⑧社員研修
【D】・・・③機械・備品の入れ替え
【E】・・・⑩決算セール
【F】・・・⑪本部ペーパーレス化促進
【G】・・・②従業員決算賞与、⑤社員旅行

となり、この【A】~【G】に対する優先順位は、会社の置かれている環境や方針により前後してOKです

「経営」は「利益の活かし方」で成長が決まる!

そして、上記【A】~【G】を検討したのちに、
【H】・・・利益の繰り延べ(節税) (④生命保険)
【Ⅰ】・・・経営者インセンティブ  (⑨社長の車)
が続きますので、この順番は間違えないように致しましょう。

また ⑫なにもせず貯蓄 ですが、意外と多いケースです。
ひとつは決算着地予測が分からないケース、そしてもうひとつが何から使ってよいか分からないケースです。
いずれの場合も幣事務所で一緒に検討させていただきますので、ご相談ください。

さらに「決算書」を拝見しておりますと、過度に節税に偏った「決算書」やしっかりと成長投資を継続しつつも、内部留保が増加している「決算書」を拝見します。

会社の「成長」をお考えでしたらこの「成長投資」の考え方を今一度確認頂き、「利益」を有効に活用しましょう。

もちろん、「黒字」であることが成長投資のための絶対条件ですので、「利益」を確実に出すことが前提です。(まれに、利益を出したことがないから分からない・・・というかたがいらっしゃいます。役員報酬の金額により法人で赤字、個人で所得税を納税というパターンなのですが、「節税」のつもりが「節税」になっていないパターンです。ぜひご相談ください。)

経営は、利益の活かし方で成長が決まります!!
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