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2024.04.01

資産運用に一歩踏み出す!NISAと変額保険の併用

資産運用に一歩踏み出す!NISAと変額保険の併用
2024年1月からからはじまった新NISAをきっかけに新たに資産形成に踏み出す方が増えています。

日本証券業協会によると証券会社10社(大手5社、ネット5社)の2月のNISA口座の新規開設件数は53万件あり、2023年1月~3月における1カ月平均18万件と比較すると3倍弱にまでのぼるそうです。

一方で資産形成に関心はあるものの、なかなか踏み出せずにいる方やNISAと併用した活用として変額保険のご相談も増えてきております。

なぜ資産形成に踏み出せないのか?

投資経験のない方にとって、一歩目のハードルが高いと感じる方も少なくありません。

・利用するまでの手続きが面倒、億劫(ネットで申し込むことに慣れていない)
・自分で運用商品を選び、自分で管理していかなければならないことに自信がない
・損をするリスクが怖い
・株価が高い今からはじめるのは不利なのでは?

資産形成の考え方「長期・分散・積立」、そして小さくても一歩踏み出し自身で経験することが大切です

資産形成の鉄則は「長期・分散・積立」です。

長期 世界的にみれば人口は増え続けていく見通しです。人口が増えれば世界経済は成長します。2000年以降もリーマンショックやコロナ危機、ウクライナ侵攻など一時的に株価が下がることはありましたが、20~30年のスパンでみれば右肩上がりで推移しています。
分散 1つの資産や通貨に集中してしまうと、それが下落すればリスクも大きくなるため、預金・株式・不動産・金など資産のリスク分散が大切です。
日本の銀行預金に資産が集中しているのであれば、1米国ドル150円からもし200円になったら、更にインフレが進んだら、預金の資産価値が下がります。
積立 株価が好調な今、一括で投資してしまうと相場が下がった時に影響が大きくなります。長い時間をかけてコツコツ積み立てることでリスクを分散しましょう。

変額保険の特性を理解し、長期の資産形成はNISAとの併用も

資産形成のみが目的で健康なまま積み立てができるのであれば、受取時が全額非課税となるNISAは非常に有効な制度です。

変額保険は受取時は課税対象(一時所得または雑所得)であり、保障機能があるので資産形成としての効率はNISAに劣りますが、
・死亡保険の機能も併せて備えたい、保険機能があるからこれから値下がりしても長く続けられそう
⇒例)死亡保険金額500万円の場合、運用成果が悪かったとしても死亡保険金は500万円が保障されます。
・定期的に相談できる保険担当者がおり、まずはプロにお任せしたい
重大疾病になって収入が減って積み立てが困難になったときに備えたい
⇒例)三大疾病保険料払込免除特約、七大疾病保険料払込免除特約など

保険料払込免除特約

がんなどの重大疾病に罹っても医療技術の進歩により治療を続けながら長生きするケースも珍しくありません。
しかし治療を受けながらの仕事となると収入が減少し将来のための積み立ては困難となる場合があります。
保険料払込免除特約の対象となればその後の保険料の支払い(積み立て)は、保険会社が代わりに負担し資産形成が継続できます。
こちらは生命保険ならではのものになるため、NISAと併用し資産形成を選択する方も増えてきています。

積立イメージ

NISA、変額保険をそれぞれ月々1万円、合計2万円を積み立てしたイメージ(サンプル) 40歳男性の場合

ケース①【月々2万円を70歳まで30年間積み立てた場合】

変額終身保険(三大疾病保険料免除特約付き) 保険期間:終身 保険料払込期間:70歳
運用利回りはNISA、変額保険ともに年6%で推移した場合
※あくまでもイメージであり、実際の運用は変動し、6%を保証するものではありません。

ポイント①:一生涯の死亡保険金額:357万円←運用成績が悪くても保障額は変わらない
ポイント②:健康なまま70歳まで積み立てを継続できた場合は変額保険には死亡保障と保険料免除特約のコストがあるためNISAの方が運用効率は高い。

運用が年6%で推移した場合、元本720万円が30年後には1,630万円まで資産が増加します。(元金に対して約2.3倍)

ケース②【月々2万円を40歳まで10年間積み立て。がんに罹患し継続的な治療が必要となり収入が減り以後の積み立てが出来なくなった場合】

ポイント③:NISA⇒売却せず保有し続ければ運用は続くが元本は120万円で止まっているため上昇率は鈍化
ポイント④:変額保険⇒保険料免除特約により360万円積み立てたものとして運用される。

NISAと変額保険を併用で積立てることで、10年後にがんに罹患後、10年間の積立元本240万円(それ以降の負担:0円)で、20年後には、580万円、30年後1,151万円まで資産が増加します。(元金に対して約4.8倍)
途中で積み立てが止まっても投資総額は少なくなってしまいますが、長期間保有し続けることで投資効率は上がります。

資産形成は健康なまま生存し、長期間に渡って掛金を拠出することができる前提で投資方針を考えることが多いですが、がんなどの病気によって収入が減って掛金を途中で拠出できなくなっても将来に向けてお金を用意する方法を用意しておくことも重要です。

資産形成としての変額保険にご関心がありましたらお気軽にご相談ください。

【ダウンロード資料】NISAと変額終身保険の併用のイメージ

サムネ(NISAと変額保険の併用イメージ)ダウンロード資料としてNISAと変額終身保険の併用のイメージを30歳、40歳、50歳の男性・女性の場合でご用意いたしました。

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