経営に役立つコラム

Column

2022.12.02

投資の変動リスクを抑える「時間の分散」について

国はNISAやiDeCoの使い勝手をよくする方向で国民への資産形成の後押しする制度改定を検討しています。
NISAやiDeCoも投資ですので、これから投資をはじめる前に、投資の変動リスクを抑える分散投資を考えることが大切です。

例えば、投資の種類:不動産や株式、債券などへの分散、投資する国や通貨の分散などもありますが、今回は、「時間の分散」についてお伝えします。

「時間の分散」の仕組み

下の表は、購入金額(投資額)は同じ60万円でも、株式を60万円で一括購入した場合と毎年10万円を6年間で分割購入した場合の比較表です。

結論は、分割で株を購入した方が、プラス運用の結果となりました。

1年目の株価:10,000円で始まり、その後の株価は一度も10,000円を上回ることなく低迷していても6年間分割で購入した方はプラス運用になります。

その理由は、株価が下がり続けても毎年一定額(10万円)で安く株を購入=多くの株数を購入することができ、売却時に株価が少し上昇すれば投資効果が得られます。

分散投資で変動リスクを抑えられる

「時間の分散」とは、毎年一定額の投資を長期にわたり分散投資することで、投資の変動リスクを抑制する効果が得られます。

もし退職金など、まとまった資金の運用を検討される場合には、一括投資ではなく「時間の分散」を活用し変動リスクを抑えた投資をお勧めします。

【おすすめ記事】つみたてNISAとiDeCoの特徴、変額個人年金について

勇退後からの財産形成、あきらめていませんか?

勇退された社長様から、相続対策とあわせて「受け取った退職金を増やしたい」という相談が増えています。


財産を増やすには、10年、20年という期間が必要ということは聞いているので、勇退後からでは難しいと思っている方も多いかと思います。

確かに増やすための時間は必要ですが、銀行預金では増えない時代の中で、リスクを理解し財産を増やしていく方法をお伝えします。

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加藤浩之

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加藤浩之

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