2022.07.13
人を育てるために大切なこと:教える育てる側が変わること
人に仕事を教える、人を育てることがより大切な時代になりました。会社を成長(=増収・増益)させていくには、一人ひとりの成長…
東京都千代田区有楽町、日比谷、銀座の税理士法人 G.S.ブレインズ税理士法人
会社が成長していけるノウハウをご提供するG.S.ブレインズコンサルティング株式会社
Column
2022.07.26
以前と今では教え方が一部変わってきています。以前の教え方で通じることもあれば、通じないことも出てきているのです。この変化を知らないと、以前のやり方だけで教えてしまいうまくいかなくなるのです。
教え方の変化として主なことは次の2つです。
・やり方だけでなく、理由を伝え確認することへの変化
・減点式から加点式への変化
具体的にみていきましょう。
仕事を教えるときには、当然「やり方」を伝えます。どうやるのか、なにをやるのか等です。以前はこれでその通りやってもらえました。今は気づいたら教えた通りにやられていないことがでてきたりします。自然と自己流になっていたりするのです。これはなぜそうするのかがわかっていないからです。
「なぜそうするのか言わなくてもわかるだろう」ではうまくいかないのです。必ず「なぜそうするのか」という「理由」を伝える事です。その後に伝わっているかどうかの確認をします。
確認は「わかった?」「大丈夫?」と聞くことではありません。「わかった?」と聞けば、ほぼ全員が「わかりました」と答えるでしょう。「大丈夫?」も同様です。
ここでの確認とは、伝えた相手にもう一度言ってもらうことです。「なぜそうするのかを言ってみて」と聞くことです。聞いて答えられるなら伝わっています。答えられないなら伝わっていないのです。その際にはもう一度伝えるようにしましょう。例えば「味見」をしない人は「味見」をなぜするのかを分かっていないことが多いのです。
仕事を教えてすぐに100%こちらが望んでいる状態になることはまずありません。その時に100%から見て何が足りないか、何ができていないかを伝えるのが減点です。以前はこの減点式での教え方が主流でした。今はこの減点式ですと、教えた相手が自信をなくし、モチベーションも下げてしまうことになるのです。最終的には離職してしまうのです。
今の仕事の教え方は加点式です。できるようになったこと、いい変化を最初に伝えます。「前回よりも丁寧になったね」「前回よりも早くできるようになったね」と伝えてから、不足やできていないことを伝えることです。できるようになったことや、いい変化を認めてから指摘することです。こうすることで「自分でもできる」「やれそうだ」と自信を持たせることができるのです。その上での指摘はアドバイスや助言になるのです。認めることなく指摘することは「ダメ出し」になるのです。同じ指摘でも、教わる相手の受け取り方が変わってくるのです。
当然これ以外にも変化してきていることがあります。それは機会を見てお伝えしていきます。
<ポイント>時代に合わせて成果の出る教え方に変えること!
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