経営に役立つコラム

Column

2024.02.26

周りを巻き込む

周りを巻き込む
「周りに協力してもらい業務があっても、自分でやった方が早いと思ってしまう…」
「周りを巻き込んで仕事をしたいのに、なかなか協力してもらえない…」
このように悩んでいる方は非常に多くいらっしゃいます。

仕事を組み立てて見える化すると、わかりやすく共有することが出来るので、周囲に協力を得やすくなります。
ぜひご自身の業務に取り入れて、生産性向上にお役立てください!

今回のご質問│どうしたら皆を巻き込めるでしょうか…

<今回のご質問>
イベントをする際に周りが協力してくれません。
自分でやった方が早いと思い
なんでも自分一人でやってしまいます。

どうしたら皆を巻き込めるでしょうか?

何かを企画した時に一人の力では限界があります。周りの協力が大切になります。
協力してもらうためには皆を巻き込むことです。

ではどうやって巻き込んでいけばよいのかを考えてみましょう。

動画│周りを巻き込む

周りを巻き込むために

周りを巻き込むとき、複数で取り組むときに大切なのは「仕事の組立」です。

この仕事の組立ができていないと

いつやるのかが決まっていないので「後回し・先送り」になり期限ギリギリか期限を守れない。
どの順番でやるのかを決めていないので「いきあたりばったり」になる。
優先順位や一つの準備にどれだけの時間が掛かるのかを把握できないので「力技=がんばりや気合」になりやすい。

ことが起こります。

結果として周りを巻き込めずに、自分で一人で頑張ることになってしまうのです。

仕事の組立

仕事の組立とは

①「テーマ」を決める。
②「出口」を決める。
③「現状」を把握する。
④「出口」に向けて組立る。

ことを見える化することです。

例えば何かイベントをするときには

①テーマ=〇〇フェアー
②出口=フェアーの目的:集客・開催日〇月〇日~〇月〇日まで
③現状=何も準備していない
④組立=出口に向けて準備するものを全て洗い出す。そして誰が何をいつするのかを決める。

という流れで組み立てます。
仕事の組立はいたってシンプルです。①テーマ②出口③現状④組立を行うことです。

仕事の組立は才能やセンスではありません。繰り返し組み立てることで誰でも身につけることができます。

仕事の組立をする上でコツはたった一つ、全てを書き出すことです。パソコンで打ってもノートに書き出しても構いません。この書き出すことを面倒くさいと思わずに行うことで、誰でも身につけることができます。

組み立てることで抜け漏れに気づきます。また、誰が・何を・いつするかが見える化することで、誰もが明確になり巻き込むことができるのです。

また組み立てることにより、あとで振返りもできます。これはもっと早くすればよかったなとか、ここは二人でやってもらってよかったなとかです。良い点を次に活かし、改善点を改善することができるのです。

是非仕事の組立を行い、身につけてください。

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落合嘉寛

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落合嘉寛

G.S.ブレインズコンサルティング株式会社 マネージャー

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