お役立ち情報を発信していきます
近藤浩三
G.S.ブレインズグループ代表 税理士
東京都千代田区有楽町、日比谷、銀座の税理士法人 G.S.ブレインズ税理士法人
会社が成長していけるノウハウをご提供するG.S.ブレインズコンサルティング株式会社
Column
2023.02.16
▼関連記事
【第1回】マーケット縮小時代の経営の進め方
【第2回】中小企業の倒産を防ぐ!規模対応図で自社に必要な取り組みを知ろう
【第3回】規模に応じた経営~売上総利益高と社員数から自社の規模を捉える~
【第4回】オーナー経営から社員数30人程度の会社へ成長させるために必要なこと
【第5回】中小企業が50人の壁、100人の壁を乗り越えるために必要なこととは?
【第6回】スタートアップ企業が生き残るために必要な数値管理の考え方
会社は、会社の規模によって取り組む経営テーマとやり方が違います!
このことを知らないと同じ失敗を繰り返し、会社の縮小・衰退へとつながります。
今回は、「経理体制」「利益・資金管理体制」「目標管理体制」「顧問会計事務所との連携の仕方」等の「数値の裏付け」の組織化入口期(規模2)についてお伝えします。
規模2の組織化入口期は「売上総利益5,000万円から1億5,000万円」「社員数15人以下」の時期です。
経営者1人ではやり切れず、経営者の片腕や社員をまとめるためにも管理職が必要な段階です。
組織化入口期(規模2)の数値管理体制として、月次決算体制と予算管理が必要です。
毎月月次の数字を正確に早く固めていくことです。理想は翌月の10日、遅くとも翌月の15日までです。そして、もう一つ大切なことは予算管理です。予算は売上や利益を決める手続きです。決めた利益をどう守り、活かすかという予算管理が重要です。
規模2で予算管理を導入・実践出来る企業は成長スピードが早いです。
組織化入口期(規模2)では経理担当者が必要です。
その経理担当者にクラウド会計含めた会計システムをしっかりと活用できることが大切です。経費管理を経費計算や給与計算等でデジタル化を進めるためにも経理担当者を育てていかないといけません。システム会社との連携と同時に顧問となる会計事務所の指導を受けることが非常に重要となります。
予算実績管理や資金管理をやっているものの、やり方が仕組みになっていないことが課題です。やり方が決まっているようで決まっていないことです。まずはそのやり方を標準化することです。標準化とは、マニュアル化して見える化することです。顧問となる会計事務所の指導無しではなかなか出来ません。
組織化入口期(規模2)で予算管理を導入した企業の成長は3~4倍違ってきます。利益や資金の見通しを持って会社経営を進めていくということです。
私どもではクラウド会計システムと連携した利益・資金見通しや予算実績管理をスピーディに進めることの出来るマネージボードの導入を推進しております。
業績見通し資金繰り支援(マネージボード支援)
経営にとって大切なことは、見通しと資金繰りです。
当社推奨のマネージボード(株式会社ナレッジラボ社)を活用することで、試算表の実績月から決算期末までの、業績見通しと資金繰りのシュミレーションが出来ます。
(会計ソフトはMFクラウド、弥生会計、freeeを利用の方)
次回は組織化成長期(規模3)についてご説明いたします。
経営に関するお悩みや疑問などがありましたら、ぜひこちらにお寄せください。
規模ごとの経営課題を知る
自社の売上や社員数から、自社の規模を知ることが出来ます。
また、それぞれの規模に応じた「組織づくり」「ビジネスモデル」「マーケティング」「組織づくり」の取り組みをご覧いただけます。
規模対応図をダウンロード
G.S.ブレインズ税理士法人が独自に開発した
業種・規模に応じた経営課題一覧「規模対応図」はこちらからダウンロードできます。
ぜひ御社の成長にお役立てください。
G.S.ブレインズグループでは、皆様の経営に役立つ情報を定期的に配信しております。
最新情報は登録無料のメールマガジンでお知らせいたします。
無料相談
経営のお悩みなど、まずはお気軽にご相談ください。
弊社スタッフがお客様の状況に最適なサービスをご提供いたします。
03-6417-9627
営業時間 9:30〜17:30(土日祝を除く)
HPを見てお電話した旨をお伝えください
くろじになる