経営に役立つコラム

Column

2026.07.03

目標未達成の部下をどう導く?組織の停滞を防ぐ指導法

目標未達成の部下をどう導く?組織の停滞を防ぐ指導法
皆さま、こんにちは。
本日は、日々お客様ご支援をさせて頂く中で頂いたご質問内容についてお伝えさせて頂きます。

動画│目標未達成の部下をどう導く?組織の停滞を防ぐ指導法

目標未達成の部下の導き方

▼ご相談内容

「目標を達成できなかった部下に対して、どのように指導すればよいでしょうか」

目標を達成できたときや、新しいことを習得できたときは、本人の努力や成果をしっかりと認め、次のステップへ導くことが大切です。一方で、目標を達成できなかったときや、結果が伴わなかったときこそ、上司の関わり方が重要になります。

結果だけを見て、「出来た」「出来なかった」で判断してしまうと、部下は失敗を恐れるようになります。その結果、挑戦する意識が薄れたり、達成しやすい目標ばかりを選ぶようになったり、改革や変革に向かう力が生まれにくくなってしまいます。

では、どのように指導すればよいのでしょうか。

大前提として大切なことは、部下を責めるのではなく、今回の行動を振り返る機会をつくることです。
振り返りは、出来なかったことを責める場ではありません。自己否定をさせる場でも、ダメ出しをする場でもありません。振り返りの目的は、過去の行動や結果から何を学び、次の行動にどう活かすかを考えることです。
失敗すること自体は悪いことではありません。しかし、そこから何も学ばなければ、同じことを繰り返してしまいます。

そのため、まずは本人が出来たこと、工夫したこと、上手くいったことに目を向けることが大切です。
たとえ目標達成には至らなかったとしても、その中で意識して取り組んだことや、前向きに行動したことは必ずあります。

「何が出来ていたのか」
「なぜ、それは上手くいったのか」
「次も続けるべき行動は何か」

このように質問しながら考えさせることで、本人の中にある良い行動を言語化し、継続・強化することができます。

その上で、上手くいかなかった点についても確認します。ただし、「何がダメだったのか」と責めるのではなく、

「何が不足していたのか」
「もう少し工夫出来たことは何か」
「次に同じ状況があれば、どう行動すればよいか」

という視点で深掘りしていくことが大切です。
上司が答えを一方的に伝えるのではなく、質問を通して本人に考えさせることで、次の行動に繋がりやすくなります。

部下の指導で大切なことは、〇か×かで判断することではありません。出来た理由、不足していた理由を一緒に整理し、次の行動へと導くことです。
目標未達成は、単なる失敗ではなく、成長に繋げるための大切な機会です。上司が関わり方を変えることで、部下の挑戦意欲を守りながら、組織全体の成長に繋げることができます。

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