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近藤浩三
G.S.ブレインズグループ代表 税理士
東京都千代田区有楽町、日比谷、銀座の税理士法人 G.S.ブレインズ税理士法人
会社が成長していけるノウハウをご提供するG.S.ブレインズコンサルティング株式会社
Column
2023.06.21
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会社は、会社の規模によって取り組む経営テーマとやり方が違います!
このことを知らないと同じ失敗を繰り返し、会社の縮小・衰退へとつながります。
前回は会議・ミーティングの違いについてお伝えさせて頂きました。今回はその会議の中で、経営上重要な「PDCA会議」についてお伝えさせて頂きます。
意外に知らない!?会議とミーティングの違い
組織を成長させるためには「コミュニケーションの量と質」で決まります。会議の特徴を理解し、コミュニケーションを適切に計っていくことが大切です。
経営は5ステップがあります。まずはどういう会社にしたいかという会社の存在意義である「経営理念」です。その経営理念を基にどういう経営方針を立てるか。その経営方針を事業戦略に落とし込み、その事業戦略をどういう組織で進めるかという組織戦略があります。そして立てた目標をどう管理し、利益に繋げるかです。この立てた目標を正しく進んでいるかの実行管理するときに行われるのがPDCA会議です。
PDCA会議は階層別に行ないます。一人一人が上司と行なうこと、チーム・部門で行なうこと、その上の事業部で行なうこと、全ての回層で目標管理をすることが経営の肝です。
会社は目標達成型の組織をつくらなければなりません。その全体像を経営計画書に落とし込み、可視化した中でみんなを巻き込み利益を上げていくことです。
PDCA会議とは、計画を立て行動した内容を振り返ることです。そして振り返った際に出た不足に対してどういう打ち手があるかを考え行動することです。
議事録は大切です。会議をやりっぱなしにしないことです。また司会はアジェンダに基づいて進めることです。社長が全て話していてはいけません。業績数値は開示されている中で、予算に対するブレがあるのであれば、どう改善していくかという打ち手を考えることです。この打ち手が決まっていなければ会議になっていません。
決まった打ち手を翌月に測定されていなければいけません。PDCA会議で打ち手がそのままになっている会社は結果が出ていないとすぐにわかります。その際にいろんな意見交換があることで気付きが多いことが大切です。
月次PDCA会議
策定した事業計画の確実な実行のため、毎月経営幹部と「業績検討会議」を実施します。
前月の結果に基づき、翌月以降の行動計画を検討し、軌道修正します。
立てた「計画」と「結果」のズレをタイムリーに分析・検証することで、「先手の経営」を目指します。
会議を進めていく中で当たり前であるルールを決めておくことが必要です。会議のルールが無いと会議になりません。アジェンダ内に必ず会議のルールを入れ、会議の最初に読み上げることです。
会議のルールがあることで会議を乱すことを抑制できます。
会社は立てた目標をやり切ることです。会社は目標をやり切るから利益が確保されます。PDCAサイクルの中で「C」と「A」の機能を強くし、やり切る組織をつくることです。
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