2022.10.21
KPIツリーとは? KPI効果測定で事業計画達成へ!KPIとKGIの関係
事業計画達成に向けた取り組みとして、具体的な行動計画を数値化したKPIを設定し、継続的にPDCAサイクルを回している会社…
東京都千代田区有楽町、日比谷、銀座の税理士法人 G.S.ブレインズ税理士法人
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Column
2022.11.14
2022.10.21
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2022.09.13
経営は利益の活かし方で決まると言っても過言ではありません! 特に中小企業の決算対策は非常に重要となります。…
評価分類は「安全性(健全性)」、「収益性」、「成長性」、「返済能力」と大きく4つに分類されます。
それぞれの項目の中でも分析基準はいくつかありますが、今回は「安全性(健全性)」、「収益性」項目について数値的重要性が高いものをご案内いたします。
自己資本/負債・資本合計
経営に必要な資金をどのくらいの割合で調達しているか、自己資本と他人資本とのバランスを表しています。
自己資本とは、資本金と過去からの利益の積み上げ(繰越利益剰余金)となりますので、その割合が高い方ほど健全と言えます。逆に、負債である借入金が増加すると自己資本比率は減っていきます。
弊社では、最低15%、45%で潰れない体質、とお伝えしております。
流動資産/流動負債
現預金などで構成される流動資産と、買掛金や未払金、1年内返済長期借入金など短期的に支払期日が到来する負債で構成される流動負債とのバランスとなります。
この比率が100%を下回りますと負債の支払いができないという状況ですので要注意です。
経常利益/売上高
売上高に占める経常利益の割合となります。
経常利益は会社全体の儲けとなりますのでこの利益がどの程度出せているかは金融機関の融資判断においては重要です。
弊社では、5%を目指し、決算前に成長投資を実施し、3%で着地する、という基準をお伝えしております。
経常利益/総資本
自社の総資産(投資資産)をもって、1年間でどれだけの利益を獲得できたかという基準となります。
投下した資本に対する利益運用の割合となりますので、事業の経営効率を判断する際に効果的です。格付けでは1%以上で評価対象となり、3%以上で最高評価となる基準となっています。
今回は、会社の体力を図る安全性項目と利益構造を把握する収益性についてお伝えいたしました。金融機関が融資先を判断する際の重要項目となりますので、ぜひ一度自社の決算書にて分析いただければと思います。
弊社では決算財務分析報告を実施しておりますので、自社の現状を決算書の数値的な視点から把握されたいかたはぜひお声がけください。
決算財務分析報告会
直近3事業年度の決算数値を財務的視点で分析し報告します。会社規模対応の考え方から、今の事業規模で陥りやすい経営上の問題点を成長の三要素視点で明示いたします。専門家による的確なアドバイスにより、今後目指すべき出口とそこへ向かう具体的ステップが明確になります。
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