2022.06.24
定着率を上げるために
店舗運営で大切なことの一つは「定着率」を上げることです。人が定着し、人を育成することでお客様に喜んでいただけるお店になる…
東京都千代田区有楽町、日比谷、銀座の税理士法人 G.S.ブレインズ税理士法人
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Column
2022.12.26
コンサルティングを行っていてよく質問されることがあります。
それは、どの媒体にすると人が集まりやすいですか?
どういう内容にしたら人が集まりますか?という内容です。
どうやって人を集めるかの話をよくいただきます。今は人を集めるのにかなり苦労しています。その中でも全国、業態を問わず人が集まっている店舗があります。その人が集まっている店舗の共通点は定着率が良いということです。
定着率が良いということは仕事が楽しい・仕事にやりがいを感じているということです。そうすると店舗のスタッフが友人や知り合いを連れてくるのです。(図1)
友人・知人から「今の仕事辞めたいとおもっているんだよね」と相談を受けた時に「うちのお店に来なよ!」と言ってくれるからです。募集活動も大切ですが、厳しい時代になればなるほど定着率を上げての知っている方からの紹介が一番効果あるのです。
反対に、どんなに募集活動で人を集めても定着率が悪ければすぐに辞めてしまいます。するとまた募集しなければならなくなります。
リクルートコスト(採用費)とトレーニングコスト(初期教育費)もかかってしまうのです。(図2)
では、定着率をあげるために何をしたらよいのでしょうか?それは新人スタッフに対してと既存スタッフに対してでは取組みが変わります。
新人スタッフに対しては最初の不安をいち早く無くすかです。不安から「不」を無くすることで「安心」してもらうことが大切です。
既存スタッフは安心して働けるだけでは定着率は上がりません。飲食という仕事の楽しさ、やりがいを感じてもらうことが大切です。(図3)
飲食は他の仕事に比べるときつく大変なところがあります。やることが多岐にわたります。また、ピーク時の目まぐるしく優先順位が変わること。自分の仕事をしながらお客様に目を配りながら働く仲間も気にする等、飲食以外の店舗ビジネスではなかなかないことです。
だからこそ、飲食という仕事の楽しさややりがいを感じないと他の業種へ移ってしまう(転職してしまう)のです。楽な仕事=楽しい仕事ではないです。きつくてもやりがいがある仕事が楽しい仕事になるのです。そこをどう実感してもらうかが鍵になります。
全国で業態を問わず定着率の良い店舗の取組みを整理しました。(図4)
次回から一つひとつの内容を見ていきます。考え方=なぜそうするのかとやり方=具体的な取組み両方を見ていきます。社員、パート・アルバイト問わずに効果があります。
スタッフの定着率を上げるために取り組むことを具体的に知りたい方には、こちらの記事のおすすめ!
・定着率を上げるために
・重点テーマ①定着
自店で今取り組めていないことを一つひとつ行うことで定着率が上がっていきます。定着率が上がると紹介で人が集まります。人が揃い定着率が上がるとお客様の満足度を高めるための取組みができるようになります。まずは定着率を上げることを一緒に考えていきましょう。
<ポイント>マーケット縮小の時代には定着率を上げること!
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