2022.12.26
マーケット縮小時代は定着率を上げること
マーケット縮小の時代、人口減少・少子高齢化の時代に厳しいのは人財をそろえることです。 募集を行っても人が集…
東京都千代田区有楽町、日比谷、銀座の税理士法人 G.S.ブレインズ税理士法人
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Column
2023.01.27
マーケット縮小の時代は店舗の定着率を上げることが大切です。
そのために何をすればよいのかを考えていきましょう。今回からは具体的な取組みをみていきます。(図1)
定着率をあげるために、まずは新人スタッフについて考えます。
新人スタッフに対して大切なのは、安心して働ける環境をつくることです。
入社したばかりの社員、パート・アルバイトは不安です。「この仕事やっていけるかな?」「このお店の人たちと良い関係を作れるかな?」と考えがちです。
この気持ちのまま仕事を続けると早期離職につながるのです。一日もはやく安心して働けるようにすることが大切です。「不安」から「不」をなくし「安心」して働けることで早期離職を防ぐのです。
新人スタッフに対して行うのは「オリエンテーション」です。
私たちの経験上オリエンテーションをしている店舗と、していない店舗では離職に大きく影響してきます。オリエンテーションという時間を持たないと結果として店舗にとってデメリットが多いのです。
オリエンテーションといっても難しく考えることはないのです。一番大切なのは、店舗責任者や教える側の人が時間をとってコミュニケーション(=話す聞く)をとることです。
採用していきなり現場作業では何が何だかわからず辞めてしまいます。最初の段階で、きちんとコミュニケーションを取って安心してもらうことです。面接ではあれほど話を聞いてくれたのに、採用されてからは一言も声を掛けてくれないという店舗の話を聞くことがありますが、これは論外です。
オリエンテーションで伝えることは
①会社・お店が大切にしていること=理念・方針等
②仕事でやって欲しいこと
③仕事でやってはいけないことです。
この3つを伝えるだけでも、離職だけでなくその後のトレーニングに大きく影響します。
また、提出書類や入社手続き等も進めていきましょう。
(図2)のように何をどの順番で伝えるのか・行うのかを決めておくとよいでしょう。
もし、どうしても時間が取れないというのであれば(図3)のように絶対必要な事を抜き出しておこなうことでも良いです。一番よくないのは採用⇒現場で作業というオリエンテーションを行うことです。
入社した人に「自分でみんなにあいさつしてね。」と伝えても、なかなかあいさつをしずらいものです。特に年が離れている人ならなおさらです。
安心して働けないことの一つは、誰が誰だかわからず声を掛けにくいということです。だからこそ、一緒にお店を回って紹介してあげることです。誰にあいさつをしたのかを記録し、何日かにわたっても全員に紹介するようにするとよいです。
できればオリエンテーションした人がオリエンテーションの最後にお店を回ります。「今度はいった○○さんです。よろしくお願いします。」と一言伝えていくだけでも大きく変わるのです。
このちょっとしたことをやるかやらないかが大切です。入社された方には上記の2つをまず行います。やるかやらないかだけで大きく変わってくるのです。
<ポイント>入店時にはオリエンテーション、既存スタッフへの紹介を行うこと!!
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