経営に役立つコラム

Column

2022.03.28

仕組みづくり

2022年重点を置く重要なテーマを見てきています。組織づくりでは「定着」と「育成」です。(図1)

「定着」と「育成」を確実におこなうためには「仕組みづくり」が大切になります。仕組みが無いと継続できないからです。2022年重点テーマを確実なものとするためには「仕組み」が必要です。

仕組みとは

仕組みとは、何をすればよいのか、誰がすればよいのか、いつすればよいのかというルール決めです。このことを「ルール化」し「見える化」することです。ルールが無いことがあったり、ルールが見える化されていないことがあったりします。そうすると継続できないのです。店舗が増える、人が増えた時に必要なのが「仕組み」です。(図2)

仕組が無いと

仕組みが無いと次のようなことが起こります。

◇バラツキが出る
 ⇒商品基準・サービス基準等・教える側のバラツキと教わる側のバラツキがでる。
◇ノウハウが引き継がれない
 ⇒人が入れ替わると全体のレベルが低下する。
◇成長するのに時間がかかる、人によっての差が大きくなる
 ⇒出来る人は出来る(自律型)、出来ない人は出来ない(受身型)にわかれる。
◇生産性が低下する
 ⇒ムリ・ムダ・ムラな仕事(=気合と根性)で長時間労働、休みを減らすことが起こる。
◇離職率が増加する
 ⇒仕事のマンネリ化、仕事がいやになる、会社がいやになる。

など、いろいろなことが起こります。

一番は常に「問題解決」に時間がとられ、もっとお客様に喜んでいただくための取り組みや、もっといい店舗にするための「機会追求」の時間がなくなることが問題なのです。常に「問題解決」に追われ、目の前に起きていることの対応に多くの時間にとられてしまうのです。(図3)

仕組みが無いと「定着と育成」が「(人、お店によって)できたりできなかったりする」ことになります。店舗の数が増えれば増えるほど、人が増えれば増えるほど差が大きくなるのです。

必要な仕組み

仕組みとは、最低限のことが皆出来るようにすることです。1から100まで全て同じようにすることではないのです。最低限これとこれは出来なければいけないことを皆で行う=バラツキをなくすことなのです。

最低限必要な仕組みは「採用に関する仕組み」、「定着に関する仕組み」、「教育に関する仕組み」です。(図4~図6)

これらの仕組みを整えることで、皆が最低限のことができるようにすることです。人が入れ替わってもやり続けるようにする環境を整えることです。

<ポイント>「定着」と「育成」は仕組みにすること!

経営のお役立ち情報を配信中!

G.S.ブレインズグループでは、皆様の経営に役立つ情報を定期的に配信しております。(税務・金融・財務・相続・事業承継・組織づくり・保険など)
最新情報は登録無料のメールマガジンでお知らせいたします。

免責事項について
当記事の掲載内容に関しては、細心の注意を払っておりますが、その情報の正確性・完全性・最新性を保証するものではございません。
また、ご覧いただいている方に対して法的アドバイスを提供するものではありません。
法改正等により記事投稿時点とは異なる法施行状況になっている場合がございます。法令または公的機関による情報等をご参照のうえ、ご自身の判断と責任のもとにご利用ください。
当社は予告なしに当社ウェブサイトに掲載されている情報を変更・削除等を行う場合があります。
掲載された内容によって生じた損害等の一切の責任を負いかねますのでご了承ください。
落合嘉寛

お役立ち情報を発信していきます

落合嘉寛

G.S.ブレインズコンサルティング株式会社 マネージャー

お気軽にお問い合わせ・
ご相談ください

無料相談 経営のお悩みなど、まずはお気軽にご相談ください。
弊社スタッフがお客様の状況に最適なサービスをご提供いたします。

03-6417-9627

営業時間 9:30〜17:30(土日祝を除く)

HPを見てお電話した旨をお伝えください

くろじになる