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落合嘉寛
G.S.ブレインズコンサルティング株式会社 マネージャー
東京都千代田区有楽町、日比谷、銀座の税理士法人 G.S.ブレインズ税理士法人
会社が成長していけるノウハウをご提供するG.S.ブレインズコンサルティング株式会社
Column
2020.11.25
経験上それぞれの会社には育成や評価のツールやルールがあります。ただ、それがそれぞれで独立して使われており各仕組みが連動していないことが多いです。そのためにも一度全体図に自社の育成と評価の取組みを整理することです。整理することで全体像が明確になり自社に今何が必要かはっきりと見えてきます。
全体図の原紙見本(下図)です。こちらを活用していただき全体図を作成します。会社に無いもの、行っていないものや決まっていないことは「空白」にしてください。この「空白」の部分を後でどうするのか考えることです。
全体図作成の最初は入社してから何段階あるかを見える化します。一番上の段階を部長や課長、店舗系ですと複数店舗を管理する役職(スーパーバイザーやエリアマネージャー)等決めてそこまでの段階を整理します。
それぞれの段階ごとに該当する役職を埋めていきましょう。
各役職が定まったならばその役職の役割を明確にします。主任という役職が仮にあったとしたならば主任はどんな役割なのかを文章にしていきます。もし、文章にならない場合は空白にしておいてください。
それぞれの役職になるための標準期間を明記します。例えば新入社員から一般社員になるまで1年、一般社員から主任になるまでは3年等期間を整理します。一つ手前の役職からどのくらいの期間でなるのか標準的な時間を明記してください。
役職ごとのトレーニング項目を整理します。職務基準書、職能基準書やトレーニングプログラム等トレーニング関する項目を整理します。
役職ごとに参加する研修や勉強会等を外部内部問わず整理します。
役職ごとに参加する会議、ミーティングや会社行事を整理します。
役職ごとの資格・試験の整理をします。
役職ごとの1次評価者、2次評価者、評価時期、昇格・昇給時期を整理します。
まずはここまでを整理してみましょう。
ここででてきたことを一つひとつ考えていきます。
<ポイント>評価制度の最初の取組みは全体図を整理すること!
【続きはこちら】
▼業務の洗い出しと整理
評価制度作成する際の事前準備
▼業務内容の整理
整理した仕事をトレーニングツールへ!
▼評価項目の整理
評価項目の整理
▼育成評価制度の導入手順
育成評価制度の導入
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会社が今まで以上に成長するためには、人財育成だけでなく、育った人財を公正に評価する仕組みも必要です。賃金だけを決める制度ではなく、人をどう育て、どう評価・賃金に結びつけるかという制度づくりをご支援してまいります。
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