2022.12.21
優れたリーダーは意識している!部下との人間関係が良くなる2つのポイント
管理者にはリーダーとして、部下一人一人の能力や個性を活かし、モチベーション高く業務を進めてもらうこと、目標達成すること、…
東京都千代田区有楽町、日比谷、銀座の税理士法人 G.S.ブレインズ税理士法人
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Column
2023.01.17
<今回のご質問>
一緒に働いている部下が本音を言いません。
他の人には本音を言っているようなのですが
私にはいつも当たり障りのないことを話します。
どうしたら本音で話してくれるでしょうか?
このケースの場合、最初に考えてほしいのは、あなたが部下のことを知る・理解するというコミュニケーションをされているかということです。コミュニケーションが大切なのは皆わかります。そのコミュニケーションの内容が大切なのです。
コミュニケーションは具体的にいうと①話す②聞くの二つです。
話す、聞くことを行うことでコミュニケーションがとれていきます。その中で今回の場合、取り組むのは②聞くことなのです。
良い人間関係づくりにはSTEPがあります。
最初のSTEPは人間関係の土台づくりです。具体的に言うと「さんづけ・返事・笑顔・挨拶・話し掛け・ねぎらい・感謝」をすることです。この人として当たり前のことをすることが第一歩です。
良い人間関係づくりの最初のSTEP『人間関係の土台づくり』はこちらで解説
【Q&A】良い人間関係をつくるには
次に大切なのは日常会話です。仕事に直接関係のない会話をすることなのです。仕事だから仕事の話しかしないだと相手(部下)との関係が作れないのです。
この日常会話で大切なのは「質」よりも「量」にこだわることです。1回2時間コミュニケーションを1年に1回とるよりも、1日2~3分のコミュニケーションをとることです。量が多ければ関係は良くなります。もうひとつはあなたが話すのではなく聞くこと大切なのです。
なぜ、話を聞いた方が良いのでしょうか?
人は皆、自分のことを知ろう・理解しようとしているに対して良い印象を持つからです。
相手(部下)のことを知る・理解するには「聞く」ことなのです。相手(部下)がどういう人なのか、何を想っているのか、何を考えているのかを聞いていくことです。
聞くことで相手(部下)は「私のことをわかろうとしてくれている」「私を理解してくれている」と感じるのです。そうすると、自分のことを理解してくれる人には積極的に話そうとします。さらに本音を言うようになるのです。
反対にいつも自分のことを話してばかりのコミュニケーションや仕事の話ばかりだと、相手(部下)は「私のことを全然わかってくれない」「私のことを理解しようとしてくれない」と感じるのです。そうすると自分のことを理解しない(しようとしない)人にはできるだけ話さないようにしようとなってしまうのです。当然本音で話そうとはならないのです。
今回のご質問の場合、コミュニケーションをとっていたとしても上司である自分の話が多かったり、仕事の話ばかりだったりするのではないでしょうか?
それでは部下は「上司は自分のことを全然理解してくれない」となっている可能性が強いのです。
今までの話から、相手(部下)を知る・理解することが大切と感じたならば、その気持ちが一番大切です。ただその気持ちだけでは成果はでないです。行動に移すことが大切になります。具体的には「質問をする、そして聞くこと」です。
最初に相手(部下)に知ろう・理解しようと関心を持つことが大切です。次に行動として質問をすることです。
質問の内容は相手(部下)に関することです。
・〇〇さん、最近体調はどう?
・〇〇さんの趣味はなに?
・〇〇さんの今一番関心のあることは?
といった相手(部下)を知る・理解する質問をします。そうすると相手(部下)は答えてくれます。
この質問は「はい、いいえ」で答えられない質問をすることがコツです。
・〇〇さん、カレーは好き?
・〇〇さん、ディズニーランド行ったことある?
では「はい、いいえ」で会話が続かなくなるからです。
そして、質問に対しての回答を全て受け止めることです。否定したり、自分のことを話したりすると結局相手(部下)を知る・理解することとは反対の行動になります。
例えば、
自分「〇〇さん、好きなスポーツは?」
部下「私はサッカーが好きです。」
自分「私はサッカー全然わからないんだよな、自分は野球が好きなんだ」
これでは結局相手(部下)を否定し自分のことを話しているのです。
自分が知らない、わからない、興味のないことが返ってきても、相手(部下)に関心を持ち、さらに質問していくことです。
上の例で言うと
自分「〇〇さん、好きなスポーツは?」」
部下「私はサッカーが好きです。」
自分「いつから好きなの?」
部下「小学生の時からですね。」
といったように質問をして深堀していくことです。
これを繰り返すことで自分はもっと相手(部下)を知ろう・理解しようという気持ちがつよくなるのです。相手(部下)は私のことを知ろう、理解しようとしているとなります。だから、積極的に話してくれたり、本音を言ってくれたりするようになるのです。
是非、相手(部下)を知る・理解する、そのために質問をする・聞くことをおこなってください。
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