2022.08.26
利益・売上の獲得に向けて
外部環境の厳しさが続きます。その中でも利益を確保していくのは必須です。利益を出すにはやはり売上が必要になります。売上が下…
東京都千代田区有楽町、日比谷、銀座の税理士法人 G.S.ブレインズ税理士法人
会社が成長していけるノウハウをご提供するG.S.ブレインズコンサルティング株式会社
Column
2022.09.13
多くの方からいただいているご質問にお答えしていきます。
<今回のご質問>
ベテランのスタッフの成長をどうもあまり感じません。もっともっとベテランに成長してほしいのですが、どうしたら成長してくれるでしょうか?
ベテランスタッフにさらに成長してもらうためには、そのスタッフ一人ひとりにどうなって欲しいのか、という成長の出口を共有していくことが必要になります。成長の出口を、そのベテランスタッフとで共有しているでしょうか?
成長の出口とは、どう成長していくかという目標です。それが明確であれば、本人も何に取り組めばいいのかがわかり、その出口を目指します。そのなかで本人も成長実感を感じることでしょう。
ですが、出口(目標)が明確でなければ、どこに進めばいいのかわかりません。そうすると、今のままできることの繰り返しになるので、仕事はマンネリ化していくでしょう。そうすると、本人のやる気も成長も弱くなります。周りから見ても、その人の意識や意欲を感じない、という結果になってしまいます。そのうち、成長の止まってしまったベテランスタッフからは不平や不満、愚痴が増えてきます。
出口を明確にする上で、3つのステップが必要になります。
前述したように、具体的にどうなって欲しいのか成長の出口を、上司とベテランスタッフとで共有していることが大前提となります。
決めた出口はいつまでに出来るようになっているか、期日を決めることです。期日を決めなければ後回しになって、成長は止まってしまいます。
成長の出口に向けて、自分には何が出来ていて何が出来ていないのか、足りないのかを明確にします。現状を正しく把握し、具体的な取り組みをスタッフ自身が理解していなければ、いくら出口・期日が決まっていても動き出さないでしょう。
よく、「うちの部下は成長していないんですよ」とお聞きすることがあります。ですが、上の3つのことができているか質問してみると、答えが返ってこない、というケースがほとんどです。
出口・期日・具体的な取り組みをスタッフ本人と共有していなければ、成長は本人任せ、いわば丸投げしてしまっていることになります。部下の成長を放棄している、ということになりかねません。
ベテランスタッフをもっともっと成長させるには、成長の出口・期日・具体的な取り組みを明確にすることです。そして、スタッフと一緒に取り組んでいくということが何より重要です。
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