経営に役立つコラム

Column

2022.11.22

【チェックリストあり】当事者意識とは?今日からできる当事者意識を高める方法

当事者意識とは?今日からできる当事者意識を高める方法
会社は「当事者意識を持っている人=物事を自分事として捉える人」が増えれば増えるほど成長スピードが増していきます。“当事者意識を持つ”というと難しいことのように感じますが、自身の行動を意識的に選ぶことで誰でも高めることが出来ます。

皆さんも「当事者意識」を意識してご自身の行動や結果を良い方向に変えていきませんか?

皆さまこんにちは。G.S.ブレインズコンサルティング(株)の鈴木と申します。
今回は一人一人が成長するための意識の持ち方についてお伝えいたします。

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人の成長の全体図

人を育てるとは、現場の実務力やマネジメント力を教えていくだけではなく、考える力や組み立てる力である基礎能力や人としてという道徳心の土台含めて育てることが必要です。

特に「人として」という道徳心があるかないかで人が集まってくるか、人が離れていくかが大きく分かれます。仕事が優秀で職位を確実に上げてきた人が、この「人として」という部分が弱いが故に組織にならないということは大いにあります。

「当事者意識」「被害者意識」

人は「同じ場所」で「同じ体験」をしていても、捉え方や見え方一つで大きく変わってきます。

例えば、上司から何か指導された、怒られたときに、「そんなことは聞いてないから」と捉えるのか、「確かに自分の進め方が間違っていたかな」と捉えるのかで、その後の行動や結果が変わってきます。

すべては自分の捉え方次第で結果は大きく変わってきます。

当事者意識とは

当事者意識とは「物事を自分ごととして考える」ことです。
「どうしたら上手くいくだろうか」「相手に伝えるためには伝え方を少し変えてみようかな」と、自分の行動や発言等をどう変えようかと原因を自分に矢印を向けて考え、行動することです。

被害者意識とは

被害者意識とは「なんでこんなことを自分がしないといけないんだ」「〇〇さんの説明の仕方が悪い」「会社が考えないから」と原因を相手に矢印を向けて、相手の考え方や行動の仕方を変えようとしていることです。

捉え方ひとつで結果が変わる

同じ体験をしていても、上記のように捉え方一つでその後の結果は大きく変わってきます。では、どちらの考え方の社員が多い方が会社は成長するでしょうか。もちろん当事者意識が多い社員の方が会社は成長していきます。

社員一人一人が自分ごととして考えて、どうすればより良くなるかを考える。原因を自分に向けて考え、お互いに意見を交わし合える風土をどう作るかが大切です。

【ダウンロード資料】当事者意識・被害者意識チェックリスト

当事者意識と被害者意識のチェックリストをご用意いたしました。

▼下記に当てはまる方はぜひご参考になさってください!

・ご自身や部下の傾向を判断したい
・当事者意識・被害者意識の具体的な言動を知りたい

ご希望の方は下記よりダウンロードいただけます。

※同業・競合他社様からのダウンロードはお断りしております。

「当事者意識」を選ぶ

誰しも自分を守る行動や被害者意識の言動が出てしまうものです。逆に全くないという方が自分は出来ていると過信してしまい、結果的に不足に気付けなくなってしまうものです。

一番大切なことは、性格を変えるのではなく、当事者意識の言葉や行動、態度表情をいかに選んでいくかです。

被害者意識の言動が出てしまうことは誰しもあります。ただ、そのあとに振り返り、被害者意識がなかったかに気付き、同じ場面のときに当事者意識の行動に選んで変えていくことが大切です。

【事例】部下が同じ失敗を繰り返したときの対応

例えば、お客様からクレームを頂き、同じような失敗した事例がありました。

上司は「もっと考えてくれ」「何度言ってもわからない」と思う一方で、部下は「それはお客様の問題で・・・」「そんなこと上司から教わってないし」と考えていました。

お互いにどのように考えれば問題は解決するでしょうか。

当事者意識を上司・部下の双方で持つことが大切

当事者意識はどちらか一方が考えれば良いという話ではありません。育成する上司側、教えてもらう部下側の両方が当事者意識で物事を考えることが大切です。

上司側の対応

何回か同じことを伝えていているのに部下が理解していないのであれば、相手の理解度に合わせて伝え方を変えていくこと伝えた内容を実際に出来ているか見届けることが必要です。

部下側の対応

上司から言われたことの意味や目的を考え直すことどうすれば同じミスをしないかを考え行動することが必要です。

どちらもが当事者意識を持ってお互いに自分ごととして考え行動することです。

相手を変えることは出来ません。相手に不足を感じるのであれば、その不足にどう気付かせ行動に導いていくかを自分のアプローチ方法を見直し、行動することです。

経営に関するお悩みや疑問などがありましたら、ぜひこちらにお寄せください。
「成長の三要素Q&A」宛

社員の基礎能力を向上させたい方はこちらもおすすめ

【コラム】部下が自分で考えない・成長しない原因とは?

部下が自分で考えて行動しなかったり、受け身や指示待ちであったりすることにお悩みの管理者は少なくありません。

そのときに、管理者が考える原因として、「部下のそもそもの能力が低いのではないか」「部下がそもそも努力していないのではないか」と考えがちですが、原因は意外なところに隠れているかもしれません。

【研修会】成長の三要素基礎セミナー

全3回の研修でマーケットの時代背景や経営の全体を捉えるポイント、成長するためのものの見方・考え方など、人として成長するための土台となる基本的な知識についてお伝えします。

講義を聞くだけでなく、ワークシートの記入や受講者同士のディスカッションなどアウトプットを行いながら進めていきます。実践型の研修で知識の定着と自分事で考える力の向上を図ります。

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