経営に役立つコラム

Column

2026.07.21

カスハラ対策事前準備とは

カスハラ対策事前準備とは
近年、業種を問わず社会問題化しているカスタマーハラスメント(カスハラ)から従業員の安全を守るため、企業にはより毅然とした組織的対応が求められています。
これまでのクレーム対応とは一線を画すカスハラへの備えは、突発的な被害を最小限に抑え、従業員が安心して働ける環境を作るための重要な第一歩です。
本記事では、社会通念上許容される範囲を超える言動の典型例をご紹介し、マニュアルの活用や社内での役割分担など、義務化に向けて企業が進めておきたい具体的な事前対策について整理します。

10月から企業側にカスハラ防止対策義務

近年、カスタマーハラスメント(以下カスハラ)が社会問題で取り上げられています。駅や飲食店、タクシーの中などポスターやシールで注意を喚起しているのを目にした方も多いでしょう。外部から発生するという特徴があり今までのハラスメントとは違います。
令和8年10月から企業側にはカスハラ防止のため、雇用管理上必要な措置を講じることが義務付けられます。
企業の行う具体的内容については法律に基づく指針で定められています。

カスハラに該当する事例

カスハラは従来のクレーム事案と重なる部分もありますが、クレーム対応では済まない社会通念上許容される範囲を超えた言動が従業員に被害に及ぶのかどうかを問われます。一般消費者を対象にする業種に起こりやすく、商品やサービスを販売する側に不当な要求や不可能な要求などを執拗に迫るなどして、従業員に威圧的な言動、精神的攻撃、身体的攻撃などをしてきます。その典型例が次のようなものです。

①要求に理由のない、商品やサービスと全く関係のない要求

②契約などにより想定しているサービスを著しく超える要求

③対応が著しく困難又は対応が不可能な要求

④不当な損害賠償要求

⑤身体的な攻撃

⑥殴る、ける、たたくなどの暴行

⑦威圧的な言動

企業としての対応策

まず自社が今までカスハラと思える行為を受けたことがあった場合、どのように対処していたか社内で話し合ってみましょう。

カスハラを想定した事前準備

1.カスハラには毅然とした態度で対応、労働者を保護する

2.突発的に起こることも多いのでカスハラの内容と対処方法を従業員に周知させる。また悪質な場合では素早く上司に報告させ事実関係を確認する

3.個人攻撃防止で労働者の名札を変更する

4.相談窓口を定める。担当者も適切に対応

厚労省では業種別カスタマーハラスメント対策マニュアルを作成しているので参考にしてください。

【参考】業種別カスタマーハラスメント対策の取組支援│明るい職場応援団(厚生労働省)
https://www.no-harassment.mhlw.go.jp/countermeasure/customer_hara_industry/

経営のお役立ち情報を配信中!

G.S.ブレインズグループでは、皆様の経営に役立つ情報を定期的に配信しております。
最新情報は登録無料のメールマガジンでお知らせいたします。

免責事項について
当記事の掲載内容に関しては、細心の注意を払っておりますが、その情報の正確性・完全性・最新性を保証するものではございません。
また、ご覧いただいている方に対して法的アドバイスを提供するものではありません。
法改正等により記事投稿時点とは異なる法施行状況になっている場合がございます。法令または公的機関による情報等をご参照のうえ、ご自身の判断と責任のもとにご利用ください。
当社は予告なしに当社ウェブサイトに掲載されている情報を変更・削除等を行う場合があります。
掲載された内容によって生じた損害等の一切の責任を負いかねますのでご了承ください。
G.S.ブレインズ税理士法人

お役立ち情報を発信していきます

G.S.ブレインズ税理士法人

お気軽にお問い合わせ・
ご相談ください

無料相談 経営のお悩みなど、まずはお気軽にご相談ください。
弊社スタッフがお客様の状況に最適なサービスをご提供いたします。

03-6417-9627

営業時間 9:30〜17:30(土日祝を除く)

HPを見てお電話した旨をお伝えください

くろじになる