2026.04.22
【管理部門の危機管理】数字のミスを根絶する「ヒューマンエラー12分類」の活用術
財務・経理、総務・人事など、管理部門を支える皆さま、お疲れ様です。 「振込金額の桁を間違えそうになった」・…
東京都千代田区有楽町、日比谷、銀座の税理士法人 G.S.ブレインズ税理士法人
会社が成長していけるノウハウをご提供するG.S.ブレインズコンサルティング株式会社
Column
2026.06.26

激変する市場環境、深刻化する人手不足、高止まりする原材料やエネルギーのコスト……。 いま多くの中小企業経営者が、かつてないほどの不透明感と先の見えない不安の中で、日々難しい舵取りを迫られています。
そんな激動の時代を生き抜く経営者の皆様にひとつ質問があります。 毎月会計事務所から送られてくる「試算表」や年に一度の「決算書」を、どのような気持ちで眺めていらっしゃるでしょうか。
「うーん、先月は赤字か……。でも、もう終わったことだしな」 「黒字なのは嬉しいけれど、手元にお金が残っていないのはどうしてだろう?」
もしこのような溜め息をついているとしたら、それは決して社長の数字に対する知識が足りないからではありません。原因はこれまでの伝統的な会計の仕組みそのものにあります。
従来の会計(財務会計や税務会計)は、いわば過去の答え合わせです。税金を正しく計算し国に納めるためには絶対に不可欠なものですが「これから会社をどう成長させるか」 「来月はどう動くべきか」という未来の意思決定には実はあまり役に立たないのです。
例えるなら、バックミラー(過去の数字)だけを凝視しながら、時速100キロで高速道路を運転しているようなもの。 これでは次にいつ急カーブが現れるか、どこに障害物があるかが分からず、怖くてアクセルを踏み込めないのも当然です。
いま日々孤独な決断を迫られる中小企業経営者に本当に必要なのは、バックミラーではなく、前方の道路状況をリアルタイムで映し出す「カーナビ」です。そしてそのカーナビの役割を果たすものこそが、私たちが提唱する「未来会計(管理会計)」なのです。
多くの経営者は胸の中に素晴らしいビジョンを秘めています。 「5年後には売上を今の2倍にして、地域で一番の会社にしたい」 「社員が誇りを持って、安心して長く働ける会社にしたい」 「新しい事業にチャレンジして、次の時代の柱を作りたい」
しかし、いざ日常の業務に戻ると、目の前のトラブル対応、日々の資金繰り、顧客からの要望対応などに追われ、気付けば1年、また1年と時間だけが過ぎていってしまいます。
そして「5年後のありたい姿」はいつの間にか、神棚に飾られただけの、あるいは手帳の奥に眠っただけの「絵空事」になってしまう……。こうした現実を私たちは数多く目にしてきました。
未来会計の本質は、社長の頭の中にある熱い想いや5年後の「ありたい姿」を、客観的で具体的な「数字の地図」に翻訳することにあります。
「理想の未来」に行くためには、今どこにいて、どのルートを通ればいいのか。数字という世界共通の言語を使ってロードマップを作るからこそ、経営の迷いが消え、社長は自信を持って攻めのアクセルを踏み込めるようになるのです。
「理屈はわかる。でも、具体的にどうやって未来の数字を扱えばいいのかわからない」 そう不安に思われるのも無理はありません。経営計画や予算実績管理と聞くと、難解な数式や分厚い資料をイメージして身構えてしまう方が大半です。
だからこそ私たちは、中小企業の皆様が直感的に理解しすぐに実践できるよう、「利益を決めて、守って、活かす!」という成長の3ステップをベースにした、独自の【予算実績管理によるPDCAサイクル伴走支援】を提供しています。
会社の持続的な成長を実現する、この3つのステップを詳しくご紹介します。
多くの企業は「今年はこれくらい売上を上げたら、利益はこれくらいになるだろう」と、売上から計算して計画を立てます。しかし未来会計の順序は真逆です。 私たちはまず、「5年後のありたい姿」を実現するために、会社にいくらのキャッシュ(現金)を残すべきか、つまり「必要利益」をはじめに決めます。
「これだけの利益を残すためには、逆算すると売上はいくら必要で、原価や人件費はいくらまでかけられるのか」社長のビジョンから逆算した、地に足の着いた「未来の予算」を、対話を重ねながら一緒に作り上げていきます。
どんなに立派な計画を立てても、作りっぱなしでは意味がありません。ここからが本当の勝負です。 私たちは毎月、実際の数字(実績)と、ステップ1で立てた予算をタイムリーに突き合わせ、「予算と実績のズレ」を徹底的に検証します。
「なぜ今月は目標に届かなかったのか」・「どの経費が予想外に膨らんでいるのか」原因を即座に特定することで、会社の大切な利益とキャッシュを削らせないための軌道修正(対策)を、傷口が浅いうちに素早く打ち出すことができます。どんぶり勘定を脱却し、利益を徹底的に「守る」体質を作ります。
必死に守り抜いた利益は、ただ通帳の中に眠らせておくだけのものではありません。 未来会計のゴールは、その利益を「5年後のありたい姿」をさらに引き寄せるために、前向きに「活かす」ことにあります。
次の成長のための新たな設備投資、優秀な人材の採用、未来の顧客を創るための広告宣伝費、そして何より、共に頑張ってくれた社員への賞与や待遇改善としての分配。これら「未来への投資」を、いつ、いくら実行すれば会社を潰さずに最大の効果を出せるか、数字のシミュレーション(予測)をもとに、社長の次なる決断を力強く後押しします。
経営という仕事は、本質的に孤独なものです。 最終的な決断は、常に社長が一人で下さなければなりません。「この投資をして本当に大丈夫だろうか」「本当にこの計画で社員を幸せにできるだろうか」と、夜も眠れないほどの不安を抱えている社長は少なくありません。
さらに、日々の営業や現場の指揮に忙しい中小企業の社長にとって、一人でこの「利益を決めて、守って、活かす」というPDCAサイクルを回し続けるのは、時間的にも精神的にも至難の業です。
だからこそ、私たちは単に過去の数字を集計して試算表を郵送するだけの「集計係」では終わりません。社長のビジョンを一番近くで理解し、共に悩み、共に喜ぶパートナーとして、このPDCAサイクルをすぐ隣で一緒に回し続ける「伴走支援」を行います。
私たちの伴走支援とは、一方的なアドバイスやコンサルティングではありません。 毎月、社長と定例の経営ミーティング(作戦会議・PDCA会議)を開き、経営の「現在地」と「目的地」を確認し合います。計画通りに進んでいれば一緒に手応えを分かち合い、課題が見つかれば「じゃあ、来月はどこをどう改善していこうか」と、具体的なアクションプランを一緒に考えます。
この二人三脚の関わりがあるからこそ、社長は孤独から解放され、会社のお金の不安をなくし、本業のイノベーションや組織づくりに100%の情熱を注ぐことができるようになるのです。
月次PDCA会議
策定した事業計画の確実な実行のため、毎月経営幹部と「業績検討会議」を実施します。
前月の結果に基づき、翌月以降の行動計画を検討し、軌道修正します。
立てた「計画」と「結果」のズレをタイムリーに分析・検証することで、「先手の経営」を目指します。
過去に起きてしまった結果を変えることは、誰にもできません。 しかし、5年後の未来、そして10年後の会社の姿は、今この瞬間の社長の決断と行動次第で、いくらでも、どのようにでも変えることができます。
本当に実現したい「5年後のありたい姿」は、どのような景色でしょうか? そこには、どんな社員たちの笑顔があり、どんなお客様の喜びがあるでしょうか。
その理想の未来に向かって、頼れるナビゲーション(未来会計)と、決して一人にさせない伴走者を味方につけ、「利益を決めて、守って、活かす」新しい経営の一歩を、私たちと一緒に踏み出してみませんか? あなたのビジョンを数字に変え、現実のものとするために、私たちは全力でサポートすることをお約束します。
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