2019.02.12
経営理念を社員に浸透させるために最初に行わなければならないこと
人が育ち、利益・売上アップ!成長の三要素による『飲食店経営』法 第9回 前回は成長の三要素経営を実践するた…
東京都千代田区有楽町、日比谷、銀座の税理士法人 G.S.ブレインズ税理士法人
会社が成長していけるノウハウをご提供するG.S.ブレインズコンサルティング株式会社
Column
2019.01.07
成長の三要素経営を行うためにまず必要なのは「経営理念」です。会社に経営理念はあるのでしょうか?経営理念とはこういう会社にしたいという経営者の想いです。経営理念が会社の向かう方向性であり、成長の三要素経営の土台となります。この経営理念がないと土台がないのと同じであり、様々な取組みが積み上がっていきません。
会社の規模が大きくなるにつれて働く人も増えていきます。会社で働いている人は皆会社を良くしたいと思っていますし、それぞれが一生懸命行っているのです。規模の小さい時には経営者の目が行き届き想いを伝える時・場がたくさんあります。無意識のうちに一緒に働きながら想いを伝えています。どういう会社にしたいのか、経営者として大切にしていること、どういう想いで仕事をしているのかを言葉だけでなく行動でも皆に示しているのです。規模の小さい時には経営者の想いが一緒に働く人たちに伝わりやすいのです。
ところが、規模が大きくなり人も増えていくとそうはいきません。どうしても経営者の目の届く範囲も狭く想いを伝える時・場が少なくなっていくのです。気付けば想いを伝えていなかったということもでてくるのです。これでは、いくら仕事や作業ができる人がたくさん増えたとしても、経営者の想いとは違う行動をしてしまうこともあるのです。お客様よりも自分(自店)の都合を優先してしまうのです。お客様が「すみません!」と声を掛けているのに誰もホールスタッフが反応しなかったお店がありました。なぜ、反応しないのかをホールスタッフに聞いたところ「やることがたくさんあるのでお客様のところにいけません」「反応していたら自分の作業がおそくなるじゃないですか?」といったことを平気で言えてしまうスタッフ・お店になってしまうのです。これではいくら仕事や作業ができたとしてもどうでしょうか?仕事・作業の前に会社としての大切なことがあるのです。それが経営理念です。
経営理念がもしないならばつくることが第一歩です。経営理念がなければ全員が一つになりません。向かう方向がそれぞれ自分勝手になってしまいます。今無いならばまずはつくりましょう。そして、今あるならば経営理念を再度見直してみましょう。経営理念は規模や状況が変われば変わっても大丈夫です。経営者の想いを明確にすることが大切なのです。
<ポイント>成長の三要素経営は経営理念から始まる!
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