2024.03.15
部下の当事者意識を強くする
部下や後輩に仕事を依頼をしたときに「できません」「やれません」など否定的な答えが返ってくると、それ以上強く言えないとに悩…
東京都千代田区有楽町、日比谷、銀座の税理士法人 G.S.ブレインズ税理士法人
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Column
2024.06.10
部下でAさんとBさんがいた際に、Aさんは非常に優秀で常に考えて行動している。日々勉強しながら知識や技術を意識的に習得していて順調に育っている。一方でBさんは今一つ努力が足りなかったり、自分で考えるということが弱かったりする。日頃勉強していることも見られず育成に悩んでいる。
管理者はBさんに気付かせようという想いでAさんとBさんを比較して「Aさんはこのように取り組んでいるのだから、Aさんみたいに頑張りなさい!」「Aさんは出来るのになぜ出来ないのか」等と伝えてしまいます。ただこのように人と人とを比較しては、なかなか部下は育ちません。
〇競争意識が生まれやすい
〇比較対象がいることで自分自身の出来ているところや課題がわかりやすい
〇出来ていない方に劣等感が生まれやすい
〇ストレスやプレッシャーで心理的な問題へ発展しやすい
〇人間関係が悪くなりやすい
〇自己肯定感が低下しやすい
〇出来ている方については、勘違いが生まれておかしな行動になりやすい
メリットとデメリットを考えると、デメリットの方が多くあります。よく言われるのは若年層のメンタルが弱くなっているとも言われています。その中で比較してもなかなか上手くいきません。
しかしながら、幼少期から親の教育の中で「お兄ちゃんはこれだけ出来るのになぜ出来ないの?」とされているケースが多くあります。そのような場合、無意識のうちに比較しながら育成しているケースが多くあります。
では、どのように育成すれば良いのでしょうか。それは、人と人とを比較するのではなく、過去の自分と比較して今「何が出来ているか」「何が課題なのか」を気付かせることです。
1年前の自分自身と比較したときに、「〇〇の業務が出来るようになった」「勉強する意識が少しずつ芽生えている」や「何が足りないのか」を考えさせることや伝えることです。
一人一人性格や個性、理解度等違います。違う中で比較しても何も生まれません。何かの外部研修に受けたのであれば受ける前と受けた後でどんな変化があったのかを一人一人見ていくことです。出来ていることは声に出して認めることで本人の成長実感へと変わっていき、自身が付いてきます。
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