2024.04.05
組織が成長する評価制度の作り方とは
皆さまこんにちは。本日は組織が成長する評価制度の作り方についてお伝えさせて頂きます。評価制度を単に作るだけでは会社の成長…
東京都千代田区有楽町、日比谷、銀座の税理士法人 G.S.ブレインズ税理士法人
会社が成長していけるノウハウをご提供するG.S.ブレインズコンサルティング株式会社
Column
2024.05.24
フィードバック面談とは、評価会議で決定した評価結果を部下一人一人にフィードバックする面談です。フィードバック面談をする目的は下記2点です。
【1】部下が日々努力していること、成長していることを認めて次のステップへと導く
【2】本人の評価と最終評価結果の差異を気付かせて、なぜ違うのかを理解してもらい、次の点数へと進めるためにはどう進めるかを伝える
フィードバック面談を、部下に評価を伝えるだけと考えている管理者は非常に多いです。一方的に評価結果のみ伝えるだけだと、なぜ評価されないのか、自分はこんなにやっていると不満を抱き、結果として会社に対する不満に繋がり退職してしまいます。
会社として決めた評価結果を納得してもらい、次の成長に対して個々人で何に取り組まなければいけないかを上司と共通認識することが重要です。
上司が自分の部下を育てたい、もっと出来るはずだという強い想いがあればあるほど、不足や出来ていないことばかりに目がいきがちになってしまいます。結果的に「出来ている」「出来ていない」というダメ出し型の伝え方になってしまいます。
しかしながら、フィードバック面談の目的は、会社として決めた評価結果を理解してもらい、次のステップへと成長を進めてモチベーションを上げて取り組ませることです。出来ていないことばかりが並んでしまうと自信に繋がりづらく、結果としてモチベーションが低下します。
少しでも努力していることや取り組んでいることを認めることが重要です。人は出来ていないのに急に応用レベルで出来るようになることはありません。しかしながら、上司が出来る目線で相手を見てしまうと、「ここまでは出来るだろう」と不足に目がいき、ダメ出し型になってしまいます。本人として少しでも取り組んでいるのであればその行動を認めて、次のステップに到達するために何をするのかを具体的に伝えていくことです。
一気にジャンプアップで成長することは難しいです。一つ一つ階段を上ってもらい、出来ていることを認めることが部下の成長に繋がります。
フィードバック面談以外に日々コミュニケーションを取っていないと、このフィードバック面談の場であれもこれもと話してしまう、ダメ出ししてしまうことが多くあります。
またこんなことも教えてあげたほうがと考えて、一方的に上司が話をしても部下は聴いていない、もしくはモチベーションを下げてしまっています。
本人の付けた点数に対して、「なぜその点数を付けましたか?」「具体的にどういう行動取っていましたか?」と相手に質問して引き出して話させることです。取り組んでいることをしっかりと認めることや、「このような点も考えられるけどどう思いますか?」ととにかく質問しながらアウトプットさせることです。
自分自身で話をすることで、出来ていることは自信を持ってもらう、出来ていないことには気付かせて、改善するためにどう行動するかを一緒に考えることが重要です。
もしかすると、無意識の中でダメ出し型や一方的に話をしているということも多くあります。まずは一度フィードバックの面談を動画で撮影したり録音すると、自分の伝え方に気付くことが出来ますので、試してみてください。
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