2024.12.23
店長がすべき仕事に集中するためのコツ
店長業務が多すぎて、育成や面談の時間が確保できないと感じたことはありませんか? 全業務を自分で行うのではな…
東京都千代田区有楽町、日比谷、銀座の税理士法人 G.S.ブレインズ税理士法人
会社が成長していけるノウハウをご提供するG.S.ブレインズコンサルティング株式会社
Column
2025.01.23
<今回のご質問>
お店の中でスタッフとの
良い人間関係作りに取り組んでいます
どうしても何人かのスタッフが私に壁を
作っているように感じます。
どうしたらよいでしょうか?
仕事をするなかで悩みの多くは人間関係と思います。良い人間関係をつくることができたら、もっと仕事がしやすくなるでしょう。自分では一生懸命に良い人間関係をつくろうとしていても、なかなかうまくいかないこともあります。良い人間関係をつくるのに何がポイントなのかを考えていきましょう。
仕事は一人ではできません。お店を運営するには多くの人の協力が必要です。皆でいいお店をつくっていくことです。そのためには良い人間関係作りが大切になってきます。
良い人間関係作りには考え方とやり方があります。それを知らないでガムシャラに努力してもなかなかうまくいかないのです。良い人間関係づくりは誰でもできます。ただ考え方とやり方を知らないとうまくいかないのです。良い人間関係作りの考え方とやり方を見ていきましょう。
良い人間関係作りには段階があります。
最初に行うのは、あいさつや返事、ねぎらい感謝等です。これらを偏りなく全員に行うことです。ここが偏ると人間関係はうまくいきません。
例えば、あいさつも自分と同じポジションの人にはして他のポジションの人にはしなかったならば、あいさつをされなかった人はどう思うでしょうか?偏りなく行うことです。そのためにも日々振返ってみましょう。知らず知らずのうちに偏っていることがあります。
また、あいさつや感謝の言葉を伝えるときには名前または役職+あいさつ・ありがとうございますと伝えることで確実に相手に伝わります。〇〇さん、おはようございます。店長ありがとうございます等です。自分があいさつをしたかどうかよりも伝わっていることが大切です。
次の段階は日常会話です。仕事と関係ない会話で相手を知ることです。例えば趣味を聞くとか好きな食べ物を聞く等です。
なぜ仕事と関係ない会話が大切なのでしょうか?人は自分のことを知ろう理解しようとしている人に心を開きます。相手のことを知る理解する日常会話が大切なのです。仕事の話の前に関係作りをすることです。
そして最後の段階が仕事の会話です。仕事の会話では話すよりも聞くことを意識すると良いでしょう。人間関係ができていないと、どんなに正しいことを言っても相手には伝わりません。何を言ったかではなく、誰が言ったかが大切なのです。関係のできている人から言われるから伝わるのです。この三段階を上司や先輩を含めた全員に行うことです。
良い人間関係作りの三段階を行ううえで一つ大切なことがあります。それは良い点を見つけることです。
まず見つけるのは自分自身です。自分の良い点を3つ見つけましょう。良い点を手帳の書くかスマートフォンのメモに打ち込みます。例えば真面目・明るい・時間を守る等を書くか打ち込むことです。3つ見つけるには改めて自分のことを考えなくてはならないのです。自分の良い点を見つけられないと相手の良い点を見つけることができないのです。
次に上司の良い点を3つ見つけましょう。先ほどと同様に手帳に書くやスマートフォンに打ち込みます。同様に社員やパート・アルバイトさんの良い点を3つ見つけていきましょう。相手の良い点を見つけられないと相手との間に壁ができてしまうのです。良い点が見つからない=相手の不足や短所だけを見ていると相手にそれがつたわって壁になるのです。壁ができたままで先ほどの人間関係作りの三段階をおこなってもうまくいかないのです。良い点を3つ見つけるところから始めることです。
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