経営に役立つコラム

Column

2021.05.21

No.2を育てるための6つのアプローチ【2】

No.2を育てるための6つのアプローチ【2】
コロナが落ち着いたとしてもマーケット縮小の時代、外部環境が大きく変化する時代は変わりません。この状況を乗り越えるには「軸」(図1)を持つことが大切になってきます。特に軸の土台部分「人財育成」が重要になってきます。

今回は前回に引き続き「人財育成」の中でもNo.2の育成について考えていきましょう。前回のコラムをまだご覧になられていない方は下記より見ていただけると今回の内容がつながります。

No.2を育てるための6つのアプローチNo.2を育てるための6つのアプローチ
マーケット縮小の時代、外部環境が大きく変化する時代、厳しい時代になればなるほど「軸」(図1)を持つことが大切になってきます。言うまでもなくその中でも軸の土台部分「人財育成」が重要になってきます。今回は「人財育成」の中でもNo2の育成について考えていきましょう。
自分を支えるNo2の育成は厳しい時代には特に大切です。誰も経験したことのない時代に自分を支える人財をいかに育成するかです。経営者であっても、幹部であっても、管理者であっても自分を支える人財を育成することです。ではどのように育てていけばよいのでしょうか?

No.2の育成

自分を支えるNo.2の育成は「6つのアプローチ」(図2)で行っていきます。自ら考えて行動できる自律型人財にしていくためのアプローチ=育て方です。

6つのアプローチは「知る」⇒「聴く」⇒「観る」⇒「認める」⇒「考えさせる」⇒「任せる」です。今回は「考えさせる」⇒「任せる」をみていきます。

第5のアプローチ:考えさせる

No.2に必要なことの一つは「考える力」が強くなることです。考える力が強くなると

・いろいろなことに「気づき」ます。
・「目的」や「本質」を考えます。
・一つひとつの取組みが深くなっていきます。

No.2こそ気づく力、物事の本質を捉える力や一つひとつの取り組むを深めていくことが求められるのです。そのためには考える力を強くするアプローチが大切です。

考える力が強い人は常に自分自身に問いを発しています。「これでいいのだろうか?」「もっと良くするためには?」「今回はどうしていたらよかったのだろうか?」といった質問をして自分で答えているのです。考える力が強い人=自問自答できる人です。

ところが考える力が弱い人はこの自分に質問して自分で答えることが習慣化されていません。そこでこの自問自答を習慣化できるところまで持っていくことです。

そのためには

①日々の振返り
②質問の投げかけ
③発表の場の提供

が必要になります。

①日々の振返り

日々の振返りは勤務終了時に一日を振り返って「自分が」お客様・取引先様・他部署にできたこと、「自分が」部署内(店舗内)のスタッフにできたことを振返ります。振返る=考えることです。振返ることをくせづける=考えることをくせづけることになります。

②質問の投げかけ

質問の投げかけはNo.2にいろいろと質問することです。考える力が弱い人は自分に質問をしない人です。その質問を本人に代って行います。質問をされれば誰もが考えます。この質問⇒考えることをこちらが質問することで強めていきます。最後は習慣化できるところまで導きます。

③発表の場の提供

発表の場の提供はNo.2の発表の場をつくることです。発表するということは考えなくてはなりません。発表する環境をつくることで考える力を強くしていきます。

この考える力を強くするアプローチ(図3)がNo.2を自律型人財に変えていきます。

第6のアプローチ:任せる

最後のアプローチは「任せる」です。ただやみくもに任せればよいわけではありません。任せる段階が必要です。

人は誰でも仕事に対して能力=知識と経験があるかないかとやる気=やりたいかやりたくないかという2つがあります。能力はその仕事のやり方をしっているか(知識)とやったことがあるか(経験)です。そして、やる気はその仕事がやりたいかやりたくないかです。この二つ、能力とやる気で仕事をみていくことです。

例えば、能力(知識・経験)がありやる気もある仕事は任せることができます。反対にこの仕事にいろいろと口をはさめば相手はやる気がなくなるでしょう。だったら自分でやればということになってしまいます。

反対に能力(知識・経験)はあるがやる気が低い仕事を任せればいつまでたってもやらないでしょう。このようにNo.2に仕事をしてもらう時にアプローチの仕方が変わってくるのです。

必ずNo.2に仕事をしてもらう時に(図4)のマトリックスで見て該当するアプローチを行ってください。

そして最終的には全てが任せられるようにもっていきます。(図5)

能力(知識・経験)もやる気もない仕事はやらせて参加型へもっていきます。そして、参加型は一緒に行うことでその仕事の大切さや楽しさを感じてもらいやる気を高め任せるにもっていきます。能力(知識・経験)がないがやる気がある仕事は質問をして本人に考えさえながら仕事をできるようにしていき任せる型にもっていきます。

No.2を育てるにはやみくもに行うのではなく6つのアプローチにそって段階をもって進めることです。

<ポイント>No.2を育てるには6つのアプローチを行うこと!

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落合嘉寛

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G.S.ブレインズコンサルティング株式会社 マネージャー

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