2023.02.14
2023年度の経営における考え方と方向性とは①~現状を捉える~
昨年の秋ごろから経済活動の正常化に向けて動き出していく中で、モノやエネルギーの価格上昇は上がり続け、国は賃上げを要請して…
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Column
2023.03.02
前回に引き続き、2023年をどういう考え方・方向性で経営をしていくかについてお伝えさせて頂きます。
【前回の記事】
2023年度の経営における考え方と方向性とは①~現状を捉える~
「ウイズコロナ」の合言葉の下で、経済は昨年秋から全面的に動き出しています。
コロナ禍が終息したわけではありません。経済の動きをこれ以上制限してしまったら、日本経済が持たなくなるという認識により、感染防止対策を各企業、各個人に委ねたという事情です。
それだけでも、業種によってはホッとして活発に動き出しました。しかし、昨年の後半はコロナ禍よりもっと厳しい波が企業にも消費者にも襲ってきました。インフレーションです。
まずは生産性を高めるために、業務の標準化とデジタル化の定着を行います。
併せて、組織・チームの人間関係を整えます。人間関係が整い、互いに協力しあう組織になると、労働時間が減り「社員の余力」が生まれます。余力から生み出された社員の知恵を集め、付加価値を高めていきます。
付加価値というのは、お客様から見た商品・サービスの価値です。
付加価値を高めるのは、自分の頭で考え、工夫し、決断して行動できる自律型人財です。決められたことを決められた通りにこなすだけの受け身型人財には付加価値は上げられません。
自律型人材を育てることで付加価値を上げていきましょう。
生産性を上げ、高まった付加価値をお客様には「価格」として受け入れていただきます。場合によっては、値上げをして適正報酬をいただくことも必要です。その結果、インフレによるコスト増を吸収しながら、利益を確保することが出来ます。
いいものを安く売る時代は終わりです。付加価値を高め、値上げをして適正報酬をいただかなければ、社員もお客様も守ることが出来ません。
社内においては、目標を決めてPDCAを回す目標達成型の組織を築き、増収増益を継続していきます。そしてその収益を人に向けます。
収益を人材への投資(採用・育成・賃金等)に向けていきましょう。
働く人が減り続けていく中で、人材を集め定着させるためには、同業他社より良い労働条件を提供していく必要があります。「賃金アップ」は最も重要なテーマです。
経営者の皆様には、「定着は利益、離職は損失」という言葉を頭に刷り込んでいただきたいと思います。
働き方改革も、付加価値を高めることも、目標達成型の組織を作ることも人がいなければできません。
生産性を上げるためには業務の「デジタル化」が必須です。クラウド化・ロボット化・AI化などです。
国が生産性を上げるためにデジタル化の支援に力を入れているので、補助金や助成金が非常に多くあります。
また、各業種において多くのツールが開発されています。定額制などの安価なものや、わかりやすいものも多いので、積極的に活用していただきたいと推奨します。
デジタル化を進め、業務の標準化をスピードアップすることで、付加価値を高めることに注力することができます。行動しながら考えることです。
経営に関するお悩みや疑問などがありましたら、ぜひこちらにお寄せください。
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