2022.10.21
KPIツリーとは? KPI効果測定で事業計画達成へ!KPIとKGIの関係
事業計画達成に向けた取り組みとして、具体的な行動計画を数値化したKPIを設定し、継続的にPDCAサイクルを回している会社…
東京都千代田区有楽町、日比谷、銀座の税理士法人 G.S.ブレインズ税理士法人
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Column
2022.09.13
中小企業経営者のみなさま、決算前に「決算着地」を見据えてどのようなことをお考えでしょうか?
実はこの「○○」がものすごく大切です。
次の選択肢のうち「どの内容」に「どの順番」で使うかを少し考えてみてください。
①前から導入したかった生産設備を新規購入する
②従業員に決算賞与を支給する
③古くなった機械や備品の入れ替えを実施する
④生命保険に加入する
⑤思い切って社員旅行を実施する
⑥スタッフの求人広告に使う
⑦ホームページやSNS構築に投資する
⑧社員に外部研修に参加してもらう
⑨社長の趣味の車を購入する
⑩「決算セール」を実施する
⑪本部のペーパーレス化促進への投資
⑫特になにもせず貯蓄する
決算3カ月前に決算着地見込みが「予算」を上回ることが分かったならば、「節税」の視点よりも「成長投資」の視点で対策を検討することが大切です。
ここでいう「成長投資」の視点とは、下記の3つを意味します。
①「来期以降の利益に貢献する投資」
②企業価値向上に向けた投資
③従業員の「モチベーションアップ」につながる投資
具体的には、
【A】自社の商品・サービスをより強くするためのコスト(ビジネスモデル強化)や、生産性をアップさせるための投資
【B】集客から見込客、そして顧客化に向けたマーケティングコスト(デジタル・アナログ)
【C】採用・定着・育成研修・評価などの人材投資
【D】売上のもととしての設備投資(修理・改修・ブラッシュアップ・交換)
【E】営業戦略経費(広告宣伝・販売促進・市場調査・研究)
【F】本部環境整備(情報機器・本部環境整備)
【G】スタッフ連帯感強化コスト(社員旅行・従業員インセンティブ)
などが該当します。
冒頭の【決算対策○○ラインナップ】に照らしてこれを見ますと、
【A】・・・①生産設備新規導入
【B】・・・⑦ホームページやSNS
【C】・・・⑥求人広告、⑧社員研修
【D】・・・③機械・備品の入れ替え
【E】・・・⑩決算セール
【F】・・・⑪本部ペーパーレス化促進
【G】・・・②従業員決算賞与、⑤社員旅行
となり、この【A】~【G】に対する優先順位は、会社の置かれている環境や方針により前後してOKです。
そして、上記【A】~【G】を検討したのちに、
【H】・・・利益の繰り延べ(節税) (④生命保険)
【Ⅰ】・・・経営者インセンティブ (⑨社長の車)
が続きますので、この順番は間違えないように致しましょう。
また ⑫なにもせず貯蓄 ですが、意外と多いケースです。
ひとつは決算着地予測が分からないケース、そしてもうひとつが何から使ってよいか分からないケースです。
いずれの場合も幣事務所で一緒に検討させていただきますので、ご相談ください。
さらに「決算書」を拝見しておりますと、過度に節税に偏った「決算書」やしっかりと成長投資を継続しつつも、内部留保が増加している「決算書」を拝見します。
会社の「成長」をお考えでしたらこの「成長投資」の考え方を今一度確認頂き、「利益」を有効に活用しましょう。
もちろん、「黒字」であることが成長投資のための絶対条件ですので、「利益」を確実に出すことが前提です。(まれに、利益を出したことがないから分からない・・・というかたがいらっしゃいます。役員報酬の金額により法人で赤字、個人で所得税を納税というパターンなのですが、「節税」のつもりが「節税」になっていないパターンです。ぜひご相談ください。)
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幣事務所「財務コンサルティング事業部」迄お気軽にご相談ください。
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