お役立ち情報を発信していきます
2019.11.25
人間関係づくりの3ステップの実践

前回は成長の三要素経営組織づくりの「ものの見方・考え方の習得」についてみきました。今回は「④関係づくり:人間関係づくりの3ステップの実践」についてみていきます。
- 1人間関係づくり
- 2人間関係づくりの3ステップ
- 2-1ステップ1:人間関係の土台作り
- 2-2ステップ2:人間関係づくり
- 2-3ステップ3:関係強化

人間関係づくり
店舗は一人のちからでは成果につながりません。皆の力を合わせることが必要です。皆でお客様に喜んでいただく、満足していただくお店にしていかなければならないのです。そのために必要なのは人間関係づくりです。店舗責任者が店舗で働く仲間一人ひとりと関係をつくることです。人間関係ができていなければ店舗責任者がどれだけ正しいことを言っても伝わらない=動かないのです。
人間関係づくりの3ステップ
では、人間関係づくりをするのには何が大切でしょう?この質問をした時に返ってくるのはつぎのような答えです。
・コミュニケーションをよくとる。
・話す機会を増やす。
・話を聴くことを行う。
・相手を知り、自分を知ってもらう。
・面談を定期的に行う。
これらは全て人間関係づくりに必要なことです。ただ、人間関係づくりには「段階」があります。「段階」を踏まえて取り組まないとうまくいかないのです。次の3ステップで取り組むことです。

ステップ1:人間関係の土台作り
ステップ2:人間関係づくり
ステップ3:関係強化
です。
先ほどの多くの方が答えられた内容は「ステップ2」と「ステップ3」の段階です。ステップ2・ステップ3の前にステップ1の取組みができているかどうかがポイントとなります。
ステップ1:人間関係の土台作り
最初に取り組むのは「人としての基本」です。あいさつ、返事、ねぎらい、感謝等の人として当たり前のことが皆にできていなければ関係は作れないのです。誰があいさつもまともに出来ていない人と関係を深めようとするでしょうか?
ステップ2:人間関係づくり
次に人間関係をつくるために「会話」をすることです。相手を知り、自分を知ってもらうことです。
ステップ3:関係強化
そして関係を強化するために仕事の話をする=定期面談やミーティングを行うことです。
次回はこれらを一つひとつ具体的に見ていくことにしましょう。
<ポイント>人間関係づくりは3ステップで行う!