2022.08.03
部下を伸ばす!上手な叱り方
部下に注意をしてもなかなか伝わらないときは、下記の2点を確認してみましょう! 〇相手に伝えたいことを具体的…
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Column
2023.05.24
部下の話に対して腕を組むこと、腕を組みながら背もたれにもたれて聴いていると、話をしている部下に威圧感を与えてしまいます。結果的に部下は上司に話しかけづらくなってしまい、結果的に欲しい報告が遅れることが多くあります。
肘をつきながらも同じく部下に威圧感を与えてしまいます。怒られてもいないのに怒られているような感覚に陥ることもあります。
どうしても忙しい中でパソコンを見ながら話を聴いてしまうということは多いのではないでしょうか。部下からするとちゃんと伝わっているのかな、この上司話を聞く気が無いなと感じることが多いです。忙しい中で声を掛けられたのであれば、仕事の区切りがつくまで待ってもらい、その上でしっかりと話を聴くことが大切です。
腕組みや肘つきと重なりますが、威圧感や横柄な態度に見えてしまいます。貧乏ゆすり等することも相手に早く話さなければと感じさせてしまいます。
ペンをクルクル回しながら話を聴いていると、この時間が退屈なのかなと感じてしまいます。またペンをカチャカチャ音を立てながら聴いていると、その音のペースで話は進行してしまいます。結果的に部下は焦らされている気になります。
パソコンを見ながらよりも話を聴いてくれているのかなという気持ちにさせてしまいます。また部下は「自分の話なんてその程度のものなのか」とモチベーションを下げてしまうでしょう。結果的に部下は心を閉ざしてしまいます。
この6つのパターンの行動を取っていると部下の心は離れてしまいます。しかしながら上司は相談してほしい、スピーディに報告してほしいと求めてしまい、ここに上司と部下のギャップが生まれます。
大切なことは自分自身が部下の話を聴いているときに取っている態度や姿勢が相手の目にどう映るかを考えることです。自分がどんな意図があろうがどれだけ理由を並べようが、部下の目に「自分の話を聴きたくないのだな」「この人に相談したくないな」と思わせてしまっては、それが答えになってしまいます。
年齢差が離れていればこのような状態に陥りやすくなります。上司は悪気がなく「教えてあげたい」「こんな話も大切だろう」と部下の話を遮り、自分の話をしてしまうことです。部下はそうなってしまうと上司の話を聴くしかありません。結果的に指示待ち人財、受け身人財になることが多いです。
自分の経験で勝手に決めつけて話すのではなく、まず部下の話を聴くことです。もしかするとその考えが稚拙な内容かもしれません。しかし、しっかりと深掘りしながら質問して聴き、受け止めることです。
部下が何か相談をしてきたときに、自分自身は部下に対する提案やアドバイスのつもりで話しても、相手からは否定されたと捉えられることがあります。たしかに部下の意見がズレていることや間違っていることはあると思います。しかし最初から「いや・・・」「でも・・・」と否定から入ってしまうと部下はどう感じるでしょうか。
まずは1回受け止めること、そして質問しながら掘り下げて聴き、不足やリスクに気付かせることです。部下にいかに考えさせる機会を与えるかが大切です。
部下の話を聴くときには自分自身がどういう背景で行動しているかではなく、相手の目にどう映っているかを意識しながら行動することが大切です。冷静に考えれば良くない行動でも無意識に取っていることは良くあることです。そのような行動が続けば部下との信頼関係は崩壊するでしょう。
そして、部下の話をまず受け止めること、質問しながら掘り下げて話をとことん聴くことで、部下の考える力が向上することやモチベーションアップに必ず繋がります。
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