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鈴木 優
G.S.ブレインズコンサルティング株式会社 マネージャー
東京都千代田区有楽町、日比谷、銀座の税理士法人 G.S.ブレインズ税理士法人
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Column
2023.06.19
本やネット等を見ると様々な考え方があります。私自身が考えるのは、モチベーションとは「動機づけ」です。どんな仕事でも、プライベートの趣味でもやる気が高まっている状態がどんな時かと考えると、取り組んでいる目標や目的があり、達成のために日々考えながら行動している状況ではないでしょうか。
例えば、ダイエットを頑張ろうと考えたときに、自分自身で「なんでダイエットをしなければいけないか」「ダイエットをしてどうなりたいか」という目的と目標が無いとなかなか継続出来ません。しかし、「年齢が上がってきて健康に気を付けなければ」「体重が大台を突破してこのままではマズい!」と目的や目標があると、ダイエットも継続出来ますし、そこに結果が伴ってくるとより頑張ろうという気持ちになるのではないでしょうか。
どんなことにおいても「何のために取り組んでいるか」という目的と「どうなりたいか」という目標が無いと継続出来ず、モチベーション・やる気が低下してしまいます。
現在の仕事全体において、目の前に取り組んでいる仕事において、動機である目的と目標を設定し、達成のために日々努力することがモチベーションを高めることです。
モチベーションが高い状態と低い状態はどんな状態かを考えてみましょう。
モチベーションが高い状態とは、今の仕事に「目的」と「目標」を持っていて、日々一生懸命に努力することで、充実感や達成感、成長実感が味わえている状態です。逆にモチベーションが低い状態は「目的」や「目標」が無いため、目の前の仕事をただこなすだけになり、結果的に周囲の人や会社に対する不平・不満、愚痴ばかりを吐くようになってしまいます。
部下に仕事を依頼するときも同じです。ただ指示をするだけではこなすだけになってしまい、結果的にモチベーションが低い状態になってしまいます。「目的」と「目標」を添えて依頼することで仕事に対する向き合い方も変わってきます。
部下を育てる・チームを作っていくという視点を持った場合に、一人一人が自分自身の仕事に対する目的・目標を持ち、前向きに日々努力し、その取り組みがチーム全体の目標の達成に繋がることやチーム力が強くなっていくと考えると部下のモチベーションを高めることは必須になるのではないでしょうか。
育てる側に考えはあるものの、押し付けてしまうとやらされ感に繋がります。部下一人一人に考えさせながら自分の意思で設定してもらうことです。そしてその目標を言語化・文章化して見える状態にすることが大切です。
目標を持たせた後に放置してしまうと、成長実感を得られづらかったり目的を見失ったりすることに繋がります。定期的な面談の場を作り、振り返りを通して出来ているところ、改善すべきところに気付かせることが必要です。
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2つ目と重なりますが、日々取り組んでいることを上司がしっかりと見ていないと目的を見失ったり、迷ったりしてしまいます。特に若年層は目標自体を持っている人が少ないので、行動支援をしっかりとしていかなければ継続出来ません。取り組んでいることを見てあげることです。そして出来ていることを声に出して認めて、成長実感を得てもらうことが大切です。
認めるというプロセスの中で、管理者の取り組みだけではなく、会社として評価制度や賃金制度等を整えることも社員一人一人のモチベーションを高める上で大切です。しかし、まず管理者が取り組むこととしては、部下一人一人を認めることが大切です。
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