経営に役立つコラム

Column

2023.05.19

忙しい時こそコミュニケーション!どうしたらよいの?

忙しい時こそコミュニケーション!どうしたらよいの?
「部方とのコミュニケーションの取り方がわからない」
「コミュニケーションが取れない部下がいる」
「忙しくて部下とコミュニケーションをとる時間がない」
「在宅勤務が増え、部下とコミュニケーションをとることが難しい」
部下とのコミュニケーションを課題に感じている方は非常に多くいらっしゃいます。

その一方で、コミュニケーションを上手にとり、人間関係を構築されている方もたくさんいらっしゃいます。
そこで今回は、人間関係づくりが得意な方が共通点して行っている「感謝の気持ちを伝える」についてお伝えいたします。

ご質問│繁忙期に部下とコミュニケ-ションを取ることが難しいです…

<今回のご質問>
部下とのコミュニケーションをとることが大切なことはわかっています。
ただ、繁忙期には自分も仕事に追われてコミュニケ-ションを取ることが難しいです。

どうしたらよいでしょうか?

仕事で大切なことは、良い人間関係をつくること。これは誰でもわかっています。そして、良い人間関係をつくるにはコミュニケーションをとること。これもわかっています。ただ自分の仕事がたくさんある時、忙しい時にはどうしてもコミュニケーションがとれないということが起こります。

頭では大切とわかっていながら現実はできていない。忙しい時でもコミュニケーションをとるためには、どうしたら良いのかを考えてみましょう。

動画│ありがとうを伝える

繁忙期こそコミュニケーション

仕事は複数でしています。複数の人数で行うということは、良い人間関係をつくることです。良い人間関係ができていれば仕事はスムーズに進みます。できていなければ仕事はなかなかうまくいきません。話し方が上手だから相手は理解してくれるわけではありません。伝え方が上手だから相手は動いてくれるわけでもないのです。良い人間関係ができているからこそ相手に伝わり、理解してくれて動いてくれるのです。

良い人間関係をつくるためにはコミュニケーションをとることです。コミュニケーションが少なくなると関わりが少なくなり、結果として人間関係が悪くなっていくのです。

落ち着いている時、仕事に余裕がある時はコミュニケーションがとりやすく、人間関係を構築しやすくなります。反対に、繁忙期やピークの時には時間もなくコミュニケーションが取りにくくなります。結果として人間関係が悪くなります。

本来、一番忙しい時こそ皆で協力しなければいけないのに、コミュニケーションが希薄になっていることが多いのです。繁忙期の時こそコミュニケーションが必要です。実際には取れていないことが多いのではないでしょうか?現実として忙しい時に時間をとって話を聞く、話をすることができないのではないでしょうか?

できる方法を考える

忙しいから仕方ない。忙しいから難しい。忙しいから無理だ。と考えていると、結果として一番大変な時に人間関係で困ってしまうことになります。

多くの会社様に関わっている中で、忙しくても良い人間関係を築けている人・部署(店舗)を見た時に共通していることがあります。共通しているのは、どんな状況でも何ができるか、どうしたらできるかを考えていることです。

コミュニケーションは時間を取って話を聞く、話をするだけではありません。相手に対して言葉を掛けることもコミュニケーションなのです。

ありがとうを伝える

忙しくても良い人間関係を築いている人たちが同じく共通しているのは、「感謝」=「ありがとう(ございます)」をたくさん伝えていることです。

コミュニケーションは質よりも量が大切です。短い時間でも相手とどれだけ関われるかです。そう考えると「ありがとう」という言葉はどんなに忙しくても言えるのです。たくさんの「ありがとう」を伝えるということは、たくさんコミュニケーションをとることになるのです。

「ありがとう」は特別なことに対してではなく、「相手のあたりまえの行動」に対して
「ありがとう」を伝えることです。

例えば
「コピー用紙を補充してくれてありがとう」
「書類を作成してくれてありがとう」
「掃除してくれてありがとう」
「電話でてくれてありがとう」
「報告してくれてありがとう」
など

あたりまえの行動に対して「ありがとう」を伝えるのはたくさん発することができるのです。
しかも、どんなに忙しくても少し意識すれば誰でもできるのです。

ありがとうの効果

「ありがとう」を伝えることでいくつかの効果があります。まず、「ありがとう」の素晴らしさはどんなに相手に伝えても「うれしい」と感じてもらえることです。たくさん伝えていて「もういいよ」とか「しつこいな」とならないのです。
そして、ありがとうを言われた方は「自分の仕事を見てくれている=認めてくれている」「自分がしていることで役に立っている」と感じることになるのです。それがチームの一員としての意識や、もっと貢献しようというやる気にもつながるのです。もちろん良い人間関係が築けるのです。

また、「ありがとう」を伝えている方は「相手をよく見る」「相手を理解しようとする」「相手のやっていることに気付く」ようになるのです。相手に対しての関心が強くなります。それが結果として良い人間関係づくりにつながっていくのです。

ありがとうを言葉で伝える

仕事をしている時に皆周りに対して感謝の気持ちをもっています。ただそれは「言葉」にしないと伝わらないのです。人は相手の心の中を見ることができません。「言葉」として発することで相手に伝わり感じてもらえるのです。

どんなに忙しくて大変な時でも是非「ありがとう」の言葉を伝えていきましょう。それが良い人間関係づくりにつながるのです。

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落合嘉寛

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落合嘉寛

G.S.ブレインズコンサルティング株式会社 マネージャー

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