2023.11.21
社員の規律を保つためには!?
私たちへのご相談事で多いことは「人」の問題です。 どの会社も離職が止まらない、言われたことはやるものの自分…
東京都千代田区有楽町、日比谷、銀座の税理士法人 G.S.ブレインズ税理士法人
会社が成長していけるノウハウをご提供するG.S.ブレインズコンサルティング株式会社
Column
2023.12.08
挨拶の声が小さい、上司や本人には言わないが、上司のいないところで井戸端会議のように会社の不満、上司の不満ばかり言っている人がいる等、何度注意しても同じことを繰り返す社員は多くいらっしゃいます。
叱ったからと言っても必ずしも改善されるわけでもありません。だからと言って一度見過ごすとより悪い方向に進んでいってしまいます。
部下に対して、「良いからやれ!」「こうしろ!!」と指導しても全く伝わりません。その場ではわかりましたとは言いますが、改善されないことがほとんどです。大切なことは行動するイメージを持たせることです。
「なぜその行動が良くないのか」「なぜその行動をしないといけないのか」という目的や「その行動をすることでのデメリット・損害」等の出口イメージを相手に質問しながら考えさせることです。時間を守りましょうとはよく言われますが、「なぜ時間を守らないといけないのか」「時間を守らないとどんな弊害があるのか」を質問しながら考えさせることです。
時間と労力がかかるため、このステップを省いて「時間を守りなさい!」と行動を示してしまうと相手は考えず、結果同じことの繰り返しになります。
その際にわかっていないだろうと決めつけずに、相手に話しやすい空間を作りながら気付かせて考えさせるアプローチが大切です。
部下が考えさせるアプローチをして出来るようになっても「そんなことは出来て当たり前だから」とその行動をスルーしてしまう、態度を取ってしまうと、また同じような行動に繋がってしまいます。
大切なことは指導して出来た当たり前の行動を認めること、褒めることです。上司が部下の行動をしっかりと見て、些細なことでも「出来ているね!」「意識しているね!」と認める・褒めるというポジティブな報酬を提供することです。結果的に部下は行動するための動機づけに繋がります。
当たり前の〇は見る努力と伝える勇気です。こんなことを伝えてはと恥ずかしかがることもありますが、しっかりと声に出して伝えてあげて次のステップへと導いていくことが大切です。継続的にフォローしていかなければ部下は継続出来ません。しっかりと行動を見ながら伝えていってください。
経営に関するお悩みや疑問などがありましたら、ぜひこちらにお寄せください。
G.S.ブレインズグループでは、皆様の経営に役立つ情報を定期的に配信しております。
最新情報は登録無料のメールマガジンでお知らせいたします。
無料相談
経営のお悩みなど、まずはお気軽にご相談ください。
弊社スタッフがお客様の状況に最適なサービスをご提供いたします。
03-6417-9627
営業時間 9:30〜17:30(土日祝を除く)
HPを見てお電話した旨をお伝えください
くろじになる