経営に役立つコラム

Column

2024.02.09

社員の規律を保つためには!?~社内文化の改善と経営者の覚悟~

社員の規律を保つためには!?~社内文化の改善と経営者の覚悟~
私たちへのご相談事で多いことは「人」の問題です。どの会社も離職が止まらない、言われたことはやるものの自分で考えて行動することが弱い、仲間や会社に対する不平・不満・愚痴が増えていることへの相談が多くあります。
今回も前回からの続きをお伝えさせて頂きます。

動画│社員の規律を保つためには!?~社内文化の改善と経営者の覚悟~

社内文化の改善<経営は上からの組み立て>

<お客様からのご質問内容>
社員の規律をどの様に保っていくべきなのか悩んでおります。(遅刻が多い、上司に対する言動、会社に対する愚痴等)会社内の雰囲気を一変させる方法は何かありますでしょうか。

会社内で規律を守らない中で、許してしまうことや「結局うちの会社は継続しないから」という文化になってしまっていると良くなりません。素晴らしい改善策を講じても継続しない、形だけになってしまう、やめてしまうということは数多くの会社で経験しています。

組織の上に立っている人がリーダーシップをもって取り組んでいかなければいけません。経営者はやっているけど経営幹部はやっていない、経営幹部はやっているけど経営者はやっていないという不完全さが会社の風土・文化を作ってしまいます。

社内文化を改善させていくためにも、経営者・経営幹部がリーダーシップを発揮し、率先して取り組むことが不可欠です。

問題行動への対処<覚悟が必要>

社員が違反行動を繰り返す中で、その状態が平気になってしまい開き直るような行動を取ることもあります。仕事が出来る人財だと余計に難しくなります。しかしながら、仕事が出来る・結果を残しているとしても、周囲に対する影響はどうでしょうか。

経営理念の中で「こういう会社をつくっていく」「こういう人財を育てていきたい」というお考えがある中で、ブラさず対応することが大切です。状況によっては警告・制裁だけでなく、解雇ということも考え対応することです。私たち経営者がブラさず妥協せず取り組むという覚悟が必要です。

離職が多い時代の中で「辞められたらどうしよう」とブレてしまうことが、会社にとって一番良くなりません。覚悟をもって取り組むことです。

経営に関するお悩みや疑問などがありましたら、ぜひこちらにお寄せください。

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近藤浩三

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近藤浩三

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