2023.12.08
社会人の当たり前(基礎)を身に付かせる方法とは!?
皆さまこんにちは。本日は社会人としての当たり前(基礎)を身に付けてもらうための方法をお伝えさせて頂きます。 …
東京都千代田区有楽町、日比谷、銀座の税理士法人 G.S.ブレインズ税理士法人
会社が成長していけるノウハウをご提供するG.S.ブレインズコンサルティング株式会社
Column
2024.03.25
生産年齢人口(15歳から64歳まで)が1996年を境に減り続けています。人が増え続けていた時代はお客様も増え、物を作れば売れていた時代です。社員においても、人が辞めても募集を出せば採用出来ていました。
しかしながら人が減り続けている時代の中で、お客様が減ると売上もどんどんと減っていきます。社員に対しても募集をしてもなかなか来ない時代です。社員の募集はコロナ前からより顕著になっています。あまり意識していなかった経営者も意識せざるを得ない状況になってきました。
「お客様」「働く人」が減り続ける中でビジネスをするためは、「お客様」「働く人」から今まで以上に強く選ばれていかなければいけません。
マーケット拡大時代に私たちがどういう経営をしていたかと言うと、物を作れば売れていた時代だったので、「いいからやれ!」というトップダウンの指示・指導型でした。指示・指導が強くなれば、当然相手は言われたからやるという受け身になります。
受け身で自分の意思で取り組んでいなければ、「やらされ感」もあります。そういう仕事の進め方は考える必要がないので、作業となってしまいます。しかしながら、その仕事の進め方でもお客様もスタッフも増えていたので、結果が出て成り立っていました。結果が出てお給与・賞与も出て、子供を大学に入れる、家を建てるということも出来ていました。
その時代が変わってきています。同じやり方で進めていても結果が出なくなってきました。「いいからやれ」のトップダウンでは上手くいかないので、みんなで知恵を集めて、「みんなでやろうよ」というボトムアップ型の組織にしなければ上手くいきません。みんなの知恵を集めるためには、一人一人が自分で考えて行動出来る自律人財へと育てることが必要です。この経営方法に転換していかなければいけません。
マーケット拡大時代は、「なぜやらない」「なぜ出来ない」とダメ出し型から入るケースが多いです。その時代で育った管理者は今でも正しいと思い、一生懸命に正義感を持ってダメ出しをしているケースが多いです。だからこそ、当たり前に出来ているところに目がいかなくなります。結果的に不平・不満が溜まり、言われたことしかやりません。その状態下になると何をやっても続かない、同じ失敗を繰り返してしまいます。そして育たずして人が辞めていってしまいます。全国のほとんどの企業で離職が止まりません。その原因は本当に社員だけの理由でしょうか。
マーケット縮小時代の経営は当たり前に出来ていること、少しでも考えて行動したことを認めましょう。認めることで人は心を開きます。その上で、「もっとこうすれば良かったこと」を伝えて不足に気付かせましょう。上司が不足に気付かせます。
不足に気付き、自ら考えて行動することを積み重ねることによって、人は育ちますし定着します。
マーケット縮小時代において、一番変わらなければいけないのは、育てる側です。経営者や上に立つ人たちです。「こうすれば上手くいく」と答えは持っていても、正しさが伝わらず、逆に人が離れてしまいます。
上に立つ私たちが「相手が変わることを求め続けるのではなく、自らが変わることをもって周囲をかえること」です。伝え方や教え方、言葉や態度です。経営は上からの組み立てです。
理屈がわかってもどう伝えるかという教育のやり方も変えていくことです。レクチャー型ではなく、実践して振り返り、みんなで知恵を集めて共感する共育を階層別に取り組んでいくことが大切です。
経営に関するお悩みや疑問などがありましたら、ぜひこちらにお寄せください。
「成長の三要素Q&A」宛
G.S.ブレインズグループでは、皆様の経営に役立つ情報を定期的に配信しております。
最新情報は登録無料のメールマガジンでお知らせいたします。
無料相談
経営のお悩みなど、まずはお気軽にご相談ください。
弊社スタッフがお客様の状況に最適なサービスをご提供いたします。
03-6417-9627
営業時間 9:30〜17:30(土日祝を除く)
HPを見てお電話した旨をお伝えください
くろじになる