2021.02.03
「連帯保証債務」から社長の家族を守る!【対策事例】
昨年9月に「連帯保証債務」についてこのメルマガでお話しましたが、その後「どうすれば回避できるのか?」「事業保障はどのぐら…
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Column
2019.12.13
例えば「社員が65歳の時には500万円くらいは用意したい」という希望があれば、在職中の社員の基本給、年齢、勤続年数から試算しますと、毎年、社員の退職金準備にどのくらいの予算が必要になるか?が、将来にわたり具体的に数字として見えてきます。
中小企業退職金共済と民間の生命保険が中小企業では一般的に利用されています。それぞれ、長所と短所がありますので、社長の考えに合う方で検討します。
メリット | デメリット | |
---|---|---|
中小企業退職金共済 (中退共) | ①国の制度なので安心。 ②国の一部助成を受けられるので、支払った掛金以上に積立額になる。 ③掛金が損金(経費)になり、節税効果が得られる。 | ①途中解約は、積立額が中退共から社員個人へ直接支払われ、会社には戻らない。 ②保険機能がないため、社員の万が一の場合、死亡退職金として、まとまった金額(100~500万円)が準備できない。 |
養老保険 | ①社員の万が一の場合、死亡退職金として、まとまった金額(100~500万円)が用意できる。 ②途中解約では、解約返戻金を会社に戻すことができる。 ③保険料は1/2が損金(経費)になる。 | ①保険料より、積立額(解約返戻金・満期金)は少ない。満期時でも支払った保険料の90~95%の積立額になる。 |
ただし、掛金は、将来に渡り会社にはもどらないため、掛金の額は慎重に検討する必要があります。
いつでも会社に戻せる解約返戻金を確保しておきたいなら養老保険です。
一番多いパターンが、こちらになります。両方のメリットとデメリットをミックスさせ、どちらにウェートを置くかは、社長の考えで決められます。
退職金準備は、無理のない範囲で小さくスタートさせ、その後状況を見ながら余裕ができた時に内容を充実させていく考えで検討して下さい。いつでも社長様のお考えをお聞きし、退職金試算を行っておりますので、ご相談下さい。
ご質問やご相談などがありましたら、ぜひこちらにお寄せください。
会社の状況に応じて足りない保険とムダな保険が見つかります!
会社で加入した生命保険は一覧表にまとめることで、一つひとつの保険を会社全体として把握することができます。
そして毎年変化する会社の財務内容と比較すれば、保障額や保険料の不足やムダが見えてきます。この比較検討のタイミングは、決算時や銀行融資を受けた時に行います。
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