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落合嘉寛
G.S.ブレインズコンサルティング株式会社 マネージャー
東京都千代田区有楽町、日比谷、銀座の税理士法人 G.S.ブレインズ税理士法人
会社が成長していけるノウハウをご提供するG.S.ブレインズコンサルティング株式会社
Column
2019.12.20
良い人間関係をつくるうえで一番大切なのは前回みた「土台作り」です。ここができていないと全てが崩れます。土台作りをしっかりとして関係づくりのスタートラインに立つことが必要です。そのうえで今回みていく「関係づくり」を行います。
関係づくりで大切なのは相手を知ることです。相手を知る=相手を理解することにつながります。人は誰でも自分を理解しようとしてくれる人に心を開きます。関係が縮まるのです。自分のことを理解しようとしてくれない人には距離をおきます。自分を理解しようとしていない人からいくら指示されても仕事を教えられてもどこか壁を作ってしまうのです。
相手を知るためには日常会話を常日頃からしておくことです。「今日も寒いですね」「今日は晴れそうですね」「(学生に対して)最近学校はどう?」「お子さんはどうですか?」等のちょっとした一言、一声をすることです。普段の関わりが少ないなかでいきなり相手を知ろうとしても身構えてしまいます。日常会話を行うことで関係をつくっていくことです。
日常会話をしながら次の段階としては相手を知ることをおこなっていきます。最初に知るのは相手が「今関心のあること、今興味のあること」です。プライベートでも仕事でも構いません。今関心・興味のあることを聞いてみましょう。人は自分の関心あることに関心を示してくれる人、自分の興味あることに興味を示してくれる人と関係を築こうとします。自分に関心あることに関心を示す=自分を理解しようとしている人になるからです。
関心・興味のあることを知るうえでのポイントは全てを受け止めることです。そして、質問をして深めていくことです。人は自分の関心のない・興味のない話は流してしまったり、聞こうとしたりしません。例えば相手が今関心あるのが国内旅行としましょう。その時に自分はインドアが好きだったらどうでしょう。旅行について聞き流してしまいがちです。一番良くないのは「自分は旅行に興味がないんだよね。」と言って話を終わりにしてしまうことです。これでは関係は築けません。今相手が関心のあることを聞くことが大切なのです。「旅行に関心があるんだね。どこか旅行したいところある?」と少し深めるだけで相手の態度が変わります。自分ではなく相手を考えることが大切なのです。そして、聞いたことを記憶しておきましょう。次の会話の時に聞いた関心のあることを聞くだけでも関係が築けます。相手は「覚えていてくれたんだ」となるからです。まずは身近な人から「知る」ことを行いましょう。
<ポイント>人間関係づくりはステップ2「日常会話をする」「相手を知る」ことから行う!
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