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落合嘉寛
G.S.ブレインズコンサルティング株式会社 マネージャー
東京都千代田区有楽町、日比谷、銀座の税理士法人 G.S.ブレインズ税理士法人
会社が成長していけるノウハウをご提供するG.S.ブレインズコンサルティング株式会社
Column
2019.05.28
飲食店を経営するうえで大切なのは「お客様に喜んでいただく」ことです。お客様に喜んでいただくことをスタッフ全員で取り組んでいかなければなりません。そのためには店舗でのリーダーたる店長や副店長が一人ひとりと人間関係を築くことが大切なことになります。多くの人は人の好き嫌い、対するのがしやすい人苦手な人、話し掛けやすい人話しかけにくい人がいます。プライベートでは自分が苦手とする人は関わらなければよいのですが仕事ではそうはいきません。店舗スタッフ皆と人間関係をつくることが大切なポイントです。では、人間関係づくりをするうえで何が大切か、具体的にどうしたらよいかを考えてみましょう。
全国の飲食店を回らせていただくなかで人間関係づくりが上手な人が少なからずいます。人間関係づくりが上手なのはそもそも生まれ持っての才能ではありません。上手な人をみていくとやはり共通して取り組んでいることがあります。それを整理したのが人間関係づくりの3ステップです。
人間関係づくりの第1ステップは「土台作り」です。そのために行うことは人として当たり前のことをおこなっていくことです。さんづけ、笑顔、あいさつ、話し掛け、ねぎらい、感謝を皆におこなっていくことです。あたりまえのことをあたりまえに行うことが大切なのです。人間関係づくりが上手な方はいつでも、誰に対しても第1ステップの内容ができています。
人間関係づくりの第2ステップは「関係づくり」です。そのためには日常会話=仕事以外の話をすることです。仕事だから仕事に関することの話だけをすると考えている方もいるかもしれません。真面目で責任感が強い店長が仕事の話だけと考えがちです。人には感情があります。仕事だから仕事の話だけと割り切っていると関係がつくれないのです。例えば学生のバイトさんが休憩時間に「今日学校で」と話し掛けてきたときに「その話は仕事と関係ありますか?」と応えたなら関係はつくれるでしょうか?関係づくりは仕事の話だけでは難しいのです。
人間関係づくりの第3ステップは「関係強化」です。ここでは仕事に関する話をします。面談やミーティング、個別指導などです。 この3ステップを同時並行で進めていきます。ただ、第1段階、第2段階がしっかりとしていないと第3段階での取組みが成果につながりません。言ってもわかってくれない、伝えても理解してくれない、指示してもやってくれないことになるのです。これは相手がではなく人間関係がつくれていないから起こることなのです。次回は第1ステップから考え方と具体的な取組み・ポイントを見ていきましょう。
<ポイント>誰とでも良い人間関係をつくる、そのために3ステップを行うこと!
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