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落合嘉寛
G.S.ブレインズコンサルティング株式会社 マネージャー
東京都千代田区有楽町、日比谷、銀座の税理士法人 G.S.ブレインズ税理士法人
会社が成長していけるノウハウをご提供するG.S.ブレインズコンサルティング株式会社
Column
2019.03.25
言うとやるけど言わなくなるとやらなくなる、言い続けないとやらない。コンサルティングをしているなかでよく聞くことです。なぜやらなくなるのでしょう。それは本当に大切と「実感」していないからです。人は実感することで初めて自らの意志でやりつづけます。「これは本当に大切だ」と感じる(感じさせる)ことです。実感することで腑に落ちるのです。頭の中での理解ではなかなか継続できません。目的を理解しただけでは難しいのです。経営理念浸透も「本当に経営理念の実践が一番大切である」と一人ひとりに実感させることが重要です。
実感するには前回お話させていただいた「振返る」ことです。よく「継続は力なり」といいます。また「続けることが大切」と誰もが知っています。ですが、同じことを継続している人でも成長を感じる人と成長を感じない人に分かれます。同じく続け(継続し)ながらもなぜ結果が違うのでしょうか?それは成長を感じない人の共通点は「振返っていない」のです。振返らないのはやりっぱなしと一緒です。やりっぱなしを何回行っても、言い換えるならば続ける(継続する)ことを行っても結果は変わらないのです。振返らないことは考えない=取組みが深まらないのです。実感する(実感させる)ためには前回お話しした「振返るくせづけ」が絶対に必要です。特に経営理念の浸透ではこの振返るくせづけが一番重要なのです。
実践から実感までどのくらいの時間(日数)がかかるかは人によって差があります。すぐに実感できる人もいれば日数がかかる(3ヶ月!半年!)人もいます。実践から実感までに時間差があることを忘れてはいけません。どうしても急いでしまいがちですがこの時間差を理解して一人ひとりを実感に導くことです。実感するためには「振返り」が大切ですが、振返りを続けるためには上司のフィードバックが必要です。最初は「振返りをしてくれたことに感謝(=ありがとう)」そして「振返りを続けてくれていることに感謝」。次に内容についての〇(良い点)を伝えることです。振返りを続けることで考える力が強くなれば自然と自分自身で×(不足・課題点)は気づきます。上司として大切なのは「振返ることをくせづける」ことです。そのために勇気づけ、励ますフィードバックが必要なのです。もし、途中で部下が振返りをやめてしまってもそれを注意するのではなく、再度行うことを促すことです。
<ポイント>「第三段階:実感」実践から実感へ。そのために振返るくせをつける支援をする!
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