経営に役立つコラム

Column

2025.03.07

部下を成長に導くためには、一人ひとりを理解することから!!

部下を成長に導くためには、一人ひとりを理解することから!!
皆さま、こんにちは。
本日は、部下を成長へと導くために「一人ひとりを理解すること」の重要性についてお伝えします。日々の部下育成において最も大切なのは、「部下一人ひとりをしっかり理解できているか」です。部下を知ることこそが、育成の第一歩となります。

部下を十分に理解しないまま、一方的な想いで指導をしてしまうと、かえって部下の心が離れてしまうことも少なくありません。では、私たちが指導する際に、部下の「どのような点を理解しておくべきなのか」というポイントについてお伝えします。

動画│部下を成長に導くためには、一人ひとりを理解することから!

部下の理解度に合わせた指導方法

部下の理解度や取り組み状況は、一人ひとり異なります。そのため、それぞれの状況に合わせて指導方法を変えていかなければ、育成が上手く進みません。

①やり方を知らない、わからない

そもそも仕事の進め方がわからない場合は、「ティーチング(教える)」が必要です。まずは、業務の内容や進め方を具体的に教え、基礎を身につけてもらいましょう。

②やり方は知っているが、出来ない

仕事の進め方は理解しているものの、実践出来ない場合は、「トレーニング(練習させる・経験させる)」が重要です。反復しながら経験を積ませることで、徐々にできるようになります。

③出来るものの自信が無い、やる気がない

仕事は出来るものの、自信がない、またはやる気が湧かない場合は、「コーチング(考えさせる・認める」が効果的です。出来ていることを認めつつ、仕事の目的や目標を考えさせながら伝えていくことが大切です。

④出来るしやる気もある

仕事も問題なくこなし、意欲もある場合は、「エンパワーメント(任せる)」を取り入れましょう。仕事を任せることで、さらなる成長とモチベーション向上につながります。

⑤本人は出来ているつもり、実際はやり方・考え方が違う

本人は「出来ている」と思っているものの、客観的に見るとやり方や考え方がズレている場合は、「フィードバック(あるべき姿とのギャップ)」が必要です。

この際、重要なのは「ダメ出しをしない」ことです。否定的な指摘ばかりになると、被害者意識になったり、心を閉ざしてしまったりする可能性があります。

「自分には〇〇と見えたが、どう考えますか?」と質問をしながら相手に気付かせること、考えさせることが大切です。人は自分の思った通りに行動するものです。「〇〇であるべきだ」と指示・ダメ出しをするのではなく、質問しながら考えさせることで行動の変化に繋がります。

部下一人ひとりが置かれている状況は異なります。日頃のコミュニケーションを通じて、どこでつまずいているのか、何に悩んでいるのかを把握し、それに合わせた指導を行うことが、部下の成長に必ずつながります。

経営に関するお悩みや疑問などがありましたら、ぜひこちらにお寄せください。
「成長の三要素Q&A」宛

経営のお役立ち情報を配信中!

G.S.ブレインズグループでは、皆様の経営に役立つ情報を定期的に配信しております。
最新情報は登録無料のメールマガジンでお知らせいたします。

免責事項について
当記事の掲載内容に関しては、細心の注意を払っておりますが、その情報の正確性・完全性・最新性を保証するものではございません。
また、ご覧いただいている方に対して法的アドバイスを提供するものではありません。
法改正等により記事投稿時点とは異なる法施行状況になっている場合がございます。法令または公的機関による情報等をご参照のうえ、ご自身の判断と責任のもとにご利用ください。
当社は予告なしに当社ウェブサイトに掲載されている情報を変更・削除等を行う場合があります。
掲載された内容によって生じた損害等の一切の責任を負いかねますのでご了承ください。
鈴木 優

お役立ち情報を発信していきます

鈴木 優

G.S.ブレインズコンサルティング株式会社 マネージャー

お気軽にお問い合わせ・
ご相談ください

無料相談 経営のお悩みなど、まずはお気軽にご相談ください。
弊社スタッフがお客様の状況に最適なサービスをご提供いたします。

03-6417-9627

営業時間 9:30〜17:30(土日祝を除く)

HPを見てお電話した旨をお伝えください

くろじになる