経営に役立つコラム

Column

2026.02.09

飲食店売上(客数)アップのための3つの視点

飲食店売上(客数)アップのための3つの視点
飲食店の売上が伸び悩むとき、陥りやすいのが「何から手をつければいいか分からない」という状態です。そんな時こそ、売上の源泉である「客数」にフォーカスして、3つの角度からお店を点検してみましょう。集客の取り組みから、現場のサービス、そしてスタッフの育成まで。どこに課題が潜んでいるのかを整理することで、次の一手が明確になります。
お客様に選ばれ続けるお店作りに向けて、今の自店に足りないものは何か、本文にある具体的なチェック項目を参考に一緒に考えていきましょう。

今回のご質問│売上の前年割れが続いており、何をしたらよいのかわかりません

<今回のご質問>
最近売上の前年割れが続いています
正直何をしたらよいのかが
わからなくなってきました。

どうしたらよいでしょうか?

売上が前年割れをし、それが続くと不安になるものです。売上が下がっている原因がわかっていればいいですがわからないとさらに不安になります。どうしていいかわからない状態が一番良くないのです。そんな時にどうすれば良いのかを考えていきましょう。

動画│売り上げアップに向けて

売上=客数×客単価

売上はご存知の通り、売上=客数×客単価で表せます。

売上が下がっている時には

①売上減=客数増×客単価減

②売上減=客数減×客単価増

③売上減=客数減×客単価減

3つのどれかが考えられます。

この時に②と③の下がり方が怖いのです。客数が減って、売上が下がっている状態です。客数が減っているということは、自店がお客様から選ばれていないことになります。お客様から選ばれていないということは、この先ますますお客様が減る可能性があります。それだけでなく、悪い口コミでさらにお客様が減る可能性があるのです。

お客様から選ばれていないということは、何かしら不満を感じているか、もしくは自店よりも競合店の方が良いからです。だから「あのお店よりもこっちのお店がいいよ」とか「あのお店は良くないよ」とか口コミをされていくことがあるのです。だからこそ、お客様が減って売上が減っているときには、すぐに対応することが必要です。

お客様が減っているのが一番問題です。お客様が減っているのを客単価で補おうとしたり、売上原価や人件費コントロールで補おうとしても限界があるのです。お客様の数をしっかりと把握することが大切です。

3つの視点で考える

では、お客様が減っているのを止めて、お客様を増やしていくのはどうしたら良いでしょうか?それは自店を3つの視点でみることです。3つの視点とは「マーケティング」「ビジネスモデル」「組織づくり」です。

マーケティング

自店を知らない人にお店があることを知ってもらう。お店があるのは知っているが来たことの無い方に来てもらう。以前来ていたが忘れている方に思い出して来てもらう。お客様に来てもらう取り組みが「マーケティング」です。お客様に来てもらう取り組みです。

今これだけ飲食店が多い中、お客様に知って来ていただく「マーケティング」の取り組みをしていないと、お客様は増えません。最初の視点は「マーケティング」です。

ビジネスモデル

つぎに、お店に来られたお客様が帰られるときにどんな感情で帰られるかです。お客様が満足して喜んで帰られれば再来店し、お客様は減りません。ところが、お客様が不満や不快な思いをして帰ったならば、お客様は減るのです。

では、なぜ帰るときにこのように気持ちが分かれるのでしょうか?それはお客様が店舗で食事をしているときの料理や接客、キレイさや雰囲気です。お店の中がどうであったかで満足もするし、不満を感じもするのです。このお店の中の料理や接客や清掃衛生、雰囲気が2つ目の「ビジネスモデル」の視点です。

組織づくり

そして、「ビジネスモデル」料理、接客、清掃衛生や雰囲気の質の高めていくのは、そこで働く人です。人が揃い、定着し、教育することで「ビジネスモデル」の質は高まっていくのです。ですから3つ目の視点は「組織づくり」です。

この3つの視点で見ると必ずお客様が減っている理由が見えてくるのです。

3つの視点で自店を見る

先ほど見た3つの視点で自店を見てみましょう。

マーケティングの視点

まず「マーケティング」では次の視点で見てみましょう。

①自店を知らない人に知ってもらう取り組みをしているか?

②自店を知っているが来たことの無い人に来てもらう取り組みをしているか?

③以前来ていて今来ていない=忘れている人に思い出してもらう取り組みをしているか?

④一度来た方に再度来てもらう取り組みをしているか?

⑤常連のお客様になってもラう取り組みをしているか?

ビジネスモデルの視点

次に「ビジネスモデル」では次の視点で見てみましょう。

①お客様に不満を与えないあたりまえのことがあたりまえにできているか?

②競合店との違い=価値・こだわり・強みが明確になっているか?

③価値・こだわり・強みが皆=社員、パート・アルバイト全員知っているか?

④価値・こだわり・強みが全員お店で実現しているか?

⑤あたりまえのことをあたりまえにできている、価値・こだわり・強みが店舗で実現できているのを確認する仕組みがあるか?

組織づくりの視点

そして「組織づくり」では次の視点で見てみましょう。

①パート・アルバイトを採用する流れができているか?

②社員、パート・アルバイトが定着する取り組みをしているか?

③社員、パート・アルバイトが成長するトレーニングの仕組みができているか?

④社員、パート・アルバイトが成長する評価の仕組みができているか?

⑤店舗目標と店舗目標を達成するための個人目標がありふりかえりをしているか?

この3つの視点全てでみることでお客様が減っている原因が見えてきます。もしお客様が減っているならばこの3つの視点でみていきましょう。

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落合嘉寛

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G.S.ブレインズコンサルティング株式会社 マネージャー

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