2022.01.11
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Column
2022.01.17
部署の業績を改善するためには、当然部署にいる一人ひとりの協力が必要不可欠です。しかし、そんな中で意欲的でないスタッフがいて困ることもあるでしょう。
ですがその原因は、上に立つあなたが業績改善の「課題点」にしか着目していないことにあるかもしれません。もちろん、業績が悪いがゆえに何が課題か、問題かを見ていくことは大切なことです。ですが、そこしか見ていないとしたら、みんなを巻き込んで業績改善する、ということは難しくなってしまうでしょう。
業績が悪い時、業績を回復させるためにまず「問題点」「課題点」を洗い出し、改善を目指すことが多いと思います。ただし、このやり方では、別の2つの問題が起きることがあります。
<起こる2つの問題>
①良い点・強みを見失う
②働いている人のやる気が落ちる
業績が悪い時でも、必ず部署の良いところや強みはあります。問題・課題だけに着目していると、その良いところや強みを見失いかねません。
例えば、週1回、1時間程度の部門ミーティングをしていたとします。その中で、情報共有やみんなの振返りをしていました。ですが、問題・課題を改善することが先決だから、そのミーティングを一旦ストップしよう、などと言ってやめてしまったりします。そうすると、せっかくの情報共有の場、振返りの場がなくなってしまいますから、みんなに情報が行き届かなくなったり、一人ひとりが振返らず考えなくなってしまうなど、別の問題が起きてしまうのです。
いつも問題・課題ばかりを見ているので、自分のやっている仕事や自分のいる会社に対して誇りが持てなくなってしまう、ということがあります。また、こんなに改善することがあるのか、、、と気が滅入ってしまいやる気がなくなってしまう、ということもあります。
以上のことから、業績が思わしくない時ほど、良い点・強みに着目することが大切です。業績が悪くなると、良いところを聞いても「今ないです」とか「思いつきません」と悲観的になってしまうことがあります。ですが、必ず良いところはあります。その良いところ、強みを見失わないことが大切なのです。
業績が悪くなった時でも、成果が出ていること(うまくいっていること)は、何だろう、と考えてみましょう。そしてそれを続けていきましょう。その上で、解決したい業績悪化の問題・課題に目を向けることです。この両方を同時に取り組んでいくことが重要です。
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