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落合嘉寛
G.S.ブレインズコンサルティング株式会社 マネージャー
東京都千代田区有楽町、日比谷、銀座の税理士法人 G.S.ブレインズ税理士法人
会社が成長していけるノウハウをご提供するG.S.ブレインズコンサルティング株式会社
Column
2020.12.04
理念の浸透には具体的に何をするのかが大切です。「理念を浸透させる」という想いだけでは浸透しません。具体的な行動がともなって初めて浸透していきます。
理念を浸透させるためにはそれぞれが具体的に取り組んだことを共有することです。(図2)の振返りシートを通して共有するとよいでしょう。会議やミーティング、勉強会等の一部の時間を使って行います。落ち着いて考えられる時間を整えます。
振返りシートには
(1)実際に取り組んだこと
(2)取り組むことによって得られた変化と効果
を記入してもらいます。
最初は書けない人もいます。
書けない=具体的な行動に移していないのです。具体的な行動に移している人は経験上少ないです。具体的に行動に移していないということは理念浸透の取組みが弱いということです。
最初は書けないのが普通です。具体的に行動していないのを責めるのではなく、ここからどうするかを考えていくとよいでしょう。一人でも取り組んでいる人がいるならば、その人に発表してもらい内容を参考にしてこれからの取組みを考えてもらうことです。
理念の浸透は具体的な行動があることで初めて達成できます。そのためにも具体的な行動を継続します。
継続するには理念の取組み共有の場を毎月つくることです。
会議やミーティングの一部の時間をあてる、または勉強会という形で別途時間をつくると良いでしょう。
具体的な行動を発表し、それに対して聞いている人がフィードバックします。
フィードバックは
・「感想(発表を聞いて感じたこと気づいたこと)」
・「質問」
・「提案」
の3つで進めると効果的です。
発表者も聞いている人も多くの気づきが得られます。継続して行うことで理念は確実に浸透していきます。
<ポイント>「理念浸透」は取組み共有の場をつくること!
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