経営に役立つコラム

Column

2024.11.29

生命保険を活用した役員退職金準備の方法

役員退職金は個人の将来設計のみならず、会社に与える影響も大きいテーマです。
何で計画的に原資を準備するかは様々な方法がありますが、それぞれにメリットと注意点があります。
その中でも生命保険を使った準備は代表的な方法です。

1.代表的な方法「長期定期保険」の特徴と注意点

特徴

・月払いまたは年払いにより計画的に準備可能

・退職と同時に解約して現金化し、退職金支給の原資へ

・役員に万が一の死亡保障を用意しつつ、準備可能

・解約返戻金は雑収入(割合は加入内容による)で退職金(全額損金)と相殺可能
 ⇒業績の良い会社でも役員退職金を支給した事業年度は赤字になってしまう場合も。
  収益と相殺されることで決算(損益計算書)に与える影響を小さくする効果もあります。

・解約返戻金はピーク時期が決まっている

長期定期保険の活用イメージ

注意点

・解約返戻金のピーク時期を過ぎると解約返戻金が減ってしまう。
 ⇒後継者不在で事業承継が進まないなどの理由で当初予定していた年齢でも退職できず、退職時期が延びてしまうケースは近年珍しくありません。

退職時期が後ろ倒しになってしまうと...

2.生命保険の検討、見直しをお考えの際はご相談ください。

☑役員退職金準備に生命保険を検討されている会社
 ⇒会社の状況、お考えに合わせたご提案を行います。

☑役員退職金準備に生命保険を導入したものの、業績が低迷して保険料負担に苦労されている会社
 ⇒加入されている保険の積立金を利用してその後の保険料負担なく、資金を増やすご提案も可能です。

3.受け取った役員退職金の運用・活用についてのご相談も承っております。

晴れてまとまった役員退職金を受け取ったものの、「すぐに使う道が特になく、銀行預金に預けておいてもほとんど増えないので賢く運用、活用したい」といったご相談をいただく機会が増えております。弊社ではこういったご相談へのアドバイスも承っております。

詳しい内容についてご興味がございましたら、ぜひお気軽にお問合せください。

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川上雅史

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川上雅史

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