経営に役立つコラム

Column

2021.10.06

長寿社会に向けた「生命保険契約照会制度」

2021年7月より、生命保険協会で「生命保険契約照会制度」がスタートしました。

この制度が創設された背景として、毎年のように発生する災害だけでなく、高齢者が独居のまま亡くなられることや、認知症患者の増加などがあります。高齢化が進む現状から、契約者の家族にもご利用いただける制度となっております。

相続時に保険契約で不明な契約を確認したい時などに、ご活用いただけます。

制度の仕組み(照会の申請から回答までの流れ)

お亡くなりになったご家族や、認知判断力が低下しているご家族の生命保険の契約状況を、生命保険協会が生命保険各社に確認いたします。生命保険協会がご契約の有無を取りまとめて、ご照会者様にご回答いたします。

制度の利用方法

①利用事由

(平時) 死亡または認知判断能力が低下
(災害時)死亡または行方不明

②利用できる方

(平時)
 □照会対象者が死亡している場合
  照会対象者の法定相続人、法定または任意の法定代理人、遺言執行人

 □認知判断能力が低下している場合
  照会対象者の3親等内の親族およびその任意代理人
  照会対象者の法定代理人、任意後見制度に基づく任意代理人

(災害時)
 □照会対象者が 災害により死亡もしくは行方不明となっている場合
  照会対象者の配偶者、親、子または兄弟姉妹、又はその法定代理人または任意代理人

③利用料

(平時) 1回の照会:3,000円(税込)
(災害時)無料

詳細は、生命保険協会の下記のページをご覧ください。
https://www.seiho.or.jp/info/news/2021/20210611_1.html

ご不明な点があれば、お気軽にお問合せ下さい。

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加藤浩之

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加藤浩之

G.S.ブレインズコンサルティング株式会社 執行役員

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