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落合嘉寛
G.S.ブレインズコンサルティング株式会社 マネージャー
東京都千代田区有楽町、日比谷、銀座の税理士法人 G.S.ブレインズ税理士法人
会社が成長していけるノウハウをご提供するG.S.ブレインズコンサルティング株式会社
Column
2019.06.25
第2ステップを行うには前回の土台作りの言動をしていることが大前提になります。人として当たり前のことをしていなければ第2ステップをいくら行っても関係がつくれません。ここを注意してください。
第2ステップの関係づくりで行うのは日常会話です。その中で大切なのは相手を知ることです。人は自分を知ってくれる=理解してくれる人に心を開きます。皆さんは「この人は私のことをわかってくれている」と感じた体験をしたことはないでしょうか?体験があるならばその時の自分の気持ちはどうだったでしょうか。決して不快なきもち、いやなきもちにはなっていないはずです。反対にこの人にだったら・・・と感じたのではないでしょうか。自分をわかってくれる人に正直に話すようになります。何を話しても受け止めてもらえる。わかってくれると感じるからです。相手を知ることが大切なのです。
役職が上にいけばいくほど相手に対して伝えよう、わかってもらおう、理解してもらおうとなりがちです。結果として想いを伝えようと思えば思うほど一方的に話していることが多くなります。一方的に話すのは相手を知る、相手を理解するのは真逆の行動です。伝えよう伝えようと思えば思うほど相手(の心)は離れていくでしょう。当然部下ですから「はい」「わかりました」「そう思います」と言葉では言いますが納得していない、気持ちが入っていないことになるのです。これは伝え方が悪い訳ではありません。関係ができていないのです。伝え方、話し方をいくら学んでも相手には伝わらないでしょう。人は何を言われたかではないのです。誰に言われたかが大切です。誰が聞いても正しいことを言ったとしても相手はこの人の話は聞きたくないと思えばそこで終わりなのです。だからこそ関係づくりは大切なのです。一番良くないのが一方的に伝えて相手が「わかりました」と言ったときに「想いが通じた」という勘違いです。想いも言葉も通じていないのです。
関係をつくるには相手を知ることです。相手に質問し話を聴くことです。その時に仕事の話ではなく今関心のあることや趣味などについて聞いていきましょう。大切なのは今関心のあることです。この質問をして返ってきた答えに対して深く掘り下げていくことです。相手は今関心のあることは次から次へと話をしてくれます。関心のあることを聴いてくれると関係が深まるのです。聴くときの注意点は絶対に否定しないことです。今関心あることは?と聞いて例えば旅行と返ってきたとしましょう。もし、自分自身旅行があまり好きではない、興味ないと思ってもしっかりと話を聴くことです。自分はあまり旅行が好きではないと伝えたり、話をうわの空で聞いていたり(自分ではそんなつもりがなくても)すると相手はすぐに冷めてしまいます。こちらが話し掛けても真剣に話を聴いてくれないでしょう。この関係づくりを一人ひとりと行うことです。
<ポイント>人間関係づくり第2ステップ、相手の話を聴き、相手を知る、理解すること!
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