2022.02.10
自律人財の育成・考える力の強化
コロナが収束したとしてもマーケット縮小の時代(人口減少・少子高齢化)とともに質の時代は続きます。誰も経験したことのない時…
東京都千代田区有楽町、日比谷、銀座の税理士法人 G.S.ブレインズ税理士法人
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Column
2022.03.04
ここでのポイントは、考え続ける癖をつけさせることです。
考える力が弱い人、考える内容が浅い人の共通点は、考えることが癖づいていないということです。考える力が弱い人の多くは、何か問題が起きた時こんな風に考えています。
「後で考えよう」
「時間ができたら考えよう」
「休みの日に考えよう」
このように、考えることを後回しにしていきます。
ご質問者様のような方は、おそらく日々常に考え続けている方だと思います。そういう方からすると、考えることをすぐに後回しにしてしまう行動を理解できないかもしれません。
では人の考える力を強くするためには、どうしたらいいでしょうか?
振返るということは、考えることです。ですから、振返りを癖づけさせることは、考えることを癖づけさせることになります。
上司であるこちら側から質問をして、考えてもらいます。そして出てきた答えに対してさらに質問をしてさらに深く考えるように導きます。「質問→考えさせる→回答→質問→…」を繰り返すのです。
考える力が弱い人は、自分自身に対して「なぜ」「どうして」と考えることをしていませんから、こちら側から質問をしなければなりません。質問をすることで考えさせるのです。
最初の質問をして出てくる答えは浅い回答かもしれません。だからといってすぐに答えを言ってしまってはダメです。さらに質問をして、相手に深く考えさせるのです。そうすることで考える力は確実に強くなります。
自分の意見を発表することで、考えさせることができます。
以上のように考える力を強くするためには、3つの方法があります。この中で一番効果があるのは、②質問を投げかけ考えさせることです。
考える力が強い人は、常に自問自答をして考え続けています。その癖がついているのです。考えるとは、「なぜだろう」「どうしてだろう」と問いを立てて、それに自分で答えを出すことです。つまり「質問」と「回答」の繰り返しの作業なのです。部下の考える力を強くするには、部下自身が、質問・回答を繰り返し、考え続けるよう癖づけするまで導くことが必要になってきます。
ただし、考える力がつくまでには時間がかかる、ということも頭に置いておかなければなりません。筋トレをしたからすぐに筋肉がつくわけではありません。筋トレを習慣にして初めて筋肉がついてくるわけです。考える力も同じです。何度も何度も「質問→考えさせる→回答→質問…」を繰り返し、辛抱強く考える癖をつけさせることが必要です。
考える力が弱い部下には、ぜひ部下自身が自問自答し考える癖がつくまで導いてあげてください。そうすれば必ず考える力は強くなるはずです。
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