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落合嘉寛
G.S.ブレインズコンサルティング株式会社 マネージャー
東京都千代田区有楽町、日比谷、銀座の税理士法人 G.S.ブレインズ税理士法人
会社が成長していけるノウハウをご提供するG.S.ブレインズコンサルティング株式会社
Column
2021.03.05
引き続き厳しい外部環境が続いています。誰もが経験したことのないことが次々に起きています。この状況を乗り越える為にはどうしたらよいのでしょうか?それは「軸」を持つことと繰り返しお伝えしました。どうしたらよいのかわからなくなったら「軸」に戻ればよいのです。今回は軸の土台部分「育成」について考えていきたいと思います。
外部環境の変化にともない生活様式も大きく、そして急激に変わってきています。本来ならば5年、10年とかけて変わることが一瞬にして変化しています。
例えばコロナになる前にこれほどまでにリモートワークやオンラインによる仕事を想像できたでしょうか?いずれリモートワークやオンラインもと考えていたのが一瞬にしてせざるを得ない状況になったのです。
生活様式が変われば当然ビジネスモデルも変わってきます。今までのビジネスモデルが通用するなら良いのですが通用しないビジネスモデルもでてきたのです。ビジネスモデルが通用しなければならないのなら変化しなければなりません。またビジネスモデルが変化するならば、組織づくりやマーケティングも大きく変化するのです。
早い変化に対応するためには会社も変化しなければなりません。会社の変化とは働く人の変化です。以前の指示・命令で変化させるのではスピードが遅くなってしまいます。指示・命令で変化する受身指示待ち型組織では通用しないのです。
この変化に対応するには自律型(自ら考えて行動する)組織に変える必要があるのです。一人ひとりが受身指示待ち型人間ではなく自律型(自ら考えて行動する)人間にならなければいけないのです。そのためには「教育」が大きな鍵になります。
自律型にするにはどうしたらよいのでしょうか?シンプルに言えば「考える力」を強くすることです。考える力を強くすることでいろいろなことに気づき、考えて、相談(提案)をする人財となります。また考える力が強い人は実践も早いです。そして実践後に振返りをすることで自らの実践や体験をさらなる学びに返ることができるのです。
考える力を強めるには3つのやり方があります。それは次の3つです。
日々の振返りを行うことで振返りをくせづけます。振返る=考えることです。振返りがくせづくと考え続けることがくせづきます。
育てる側が相手に質問することで考えさせます。質問する⇒(相手に)考えさせる⇒(相手が)回答する⇒質問する⇒(相手に)考えさせる・・・を繰り返します。
考える力が弱い人は自分に対して「質問」をしていません。だから育てる側が「質問」をしてあげることです。言えば言うほど、指示すればするほど相手は考えなくなります。
発表することで考える力を強くします。何も考えずに発表することはできないのです。朝礼、ミーティングや勉強会・研修等発表の場をつくります。
考える力は何かしたからすぐに強くなるわけではありません。筋トレを1回したから筋肉がつくわけではありません。やり続けることで少しずつ筋肉がついてくるのです。そしてやり続けることで筋肉が維持されるのです。考える力も一緒です。やり続けることで考える力が強くなり維持されます。
常に自問自答=考え続けるくせづけまで導くことです。「考える力」とは、自ら問いを立てて答える、「質問」と「回答」の繰り返しです。
<ポイント>大きく変化する時代には自律型人財・自律型組織にすること!
自律型人財・自律型組織にするための「やり方」は会社の現在の状況によって変わります。自社にあった取組みをお伝えいたしますのでお気軽に成長支援コンサルティング落合までご連絡ください。
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