2025.04.04
昇格を望まない部下との向き合い方
皆さま、こんにちは。 本日は、日々お客様ご支援をさせて頂く中で頂いたご質問内容についてお伝えさせて頂きます…
東京都千代田区有楽町、日比谷、銀座の税理士法人 G.S.ブレインズ税理士法人
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Column
2025.05.09
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◇ご相談内容◇
部下の中に熱量が高く自分にも周りにも厳しい人がいます。結果として、周囲にダメ出しが多くなっています。どのようにアプローチすれば良いですか。
仕事ができる優秀な人ほど、このような状況に陥りやすいものです。自身が高い成果を上げているがゆえに、相手にも同様のハードルや成長を求めてしまい、結果としてダメ出しが多くなり、チームづくりがうまくいかないことがあります。大切なのは以下の3つです。
性格や仕事に対する向き合い方、考え方、習熟度などは、一人ひとり異なります。しかし、自分の視点で「私だったら・・・」と考えてしまうと、うまくいかないことが多いものです。
「名プレイヤーは名監督にあらず」とよく言われます。仕事ができる人ほど、できない人の目線に立つのが難しく、自分の基準で物事を判断してしまいがちです。その結果、コミュニケーションにギャップが生まれてしまいます。
当たり前のようですが、「自分と相手は違う」という意識を持つことが、部下育成のスタートラインです。一つひとつ丁寧に考え、向き合っていかなければ、部下育成は難しいでしょう。
ダメ出しばかりしていても、状況は好転しません。特に熱量の高い部下に対しては、「どうすれば上手く進むと考えますか?」といった未来に目を向けた質問を投げかけ、考えさせることが大切です。
原因を深掘りすることも重要ですが、それ以上に「これからどうすれば上手くいくか」ということをタラレバで考えさせることで、部下自身が不足している点や、今後の行動について気付きを得ることが多くあります。
当たり前なことですが、仕事は決して一人では成り立ちません。営業、現場、事務など、それぞれが役割を分担しながら業務を進めているからこそ、会社が機能しています。自分の目線から見ると、スキルにまだ課題を感じることがあるかもしれませんが、人手不足が叫ばれる時代において、一人ひとりの存在が非常に貴重であることは間違いありません。そのため、今ある状況や些細なことにも感謝することはとても大切です。
また、人は誰しも承認欲求を持っています。些細なことでも「できた」と認められることで、モチベーションが向上し、パフォーマンスの向上にもつながります。小さな目標であっても達成を認めることで、成長実感が得られ、それが次の目標への意欲となり、階段を上るように少しずつ成長していきます。こうした積み重ねが、3年後には大きな成長となって現れるでしょう。
だからこそ、「感謝すること」と「認めること」の意義を、日々伝えていくことが重要です。
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